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長井美有紀

語学に強い、美容・食のマーケティングスペシャリスト

長井美有紀(ながいみゆき)

Myuty-Chic株式会社

コラム

先進国と同じではダメ。日本のオーガニックコスメ市場に対する新しい視点とは?

オーガニック(コスメ・フードetc)

2016年10月14日 / 2017年1月12日更新

オーガニックコスメ市場規模 推移


オーガニックコスメ。
こちらも以前と定義が曖昧な分野ですが、オーガニックコスメの市場規模は、2015 年度の自然派・オーガニック化粧品市場規模はブランドメーカー出荷金額ベースで、前年度比6.0%増の 1,175 億円と言われています。2016年度見込みは4.6%増といれています。(出典:矢野経済)
全体の割合としては、数年前の10%から少しずつ上昇してきていますが、昨今様々なオーガニックコスメブランドが日本から撤退しています。
これはなぜでしょうか。

オーガニックコスメ先進国との決定的な違い

オーガニックコスメは、ドイツ、アメリカ、オーストラリアなどが先進国です。
それでも市場規模の割合が全体の30~40%です。
100%になることは不可能かと思われるものの、オーガニックコスメの本質やその成り立ちが正しく消費者に理解されていることで、
着実にファンを増やしています。
日本では、先にオーガニックコスメという言葉が流行り、本質が理解されないので市場が増えずに撤退ということがあります。

海外では、「オーガニック*です」といえば確実に売れます。(*認証団体の定義に基づくものとして)
しかし、日本では当初はオーガニックという言葉だけでも売れていた時代がありましたが、
現状は市場/消費者への理解・教育が曖昧で、海外でのやり方と同じ戦略では正直日本人には響かず定着しないということがあり得ます。

一方で、アメリカの専門調査によると、ナチュラル&オーガニックの食品やドリンク市場は69億円に達し、この5年間で32%も成長してきました。
これに付随して、「サステナブル」というキーワードとともにコスメも伸びており、コスメも新しい時代に入りました。
つまり、オーガニックコスメは食品とも非常に密接しているということです。

日本でも、市場/消費者への理解・教育も行っていくことで、市場を活性化させることが可能です。
日本でのオーガニックコスメの新しい定義づけも、個人的には必要だと考えています。




出典:New Hope、Nutraceuticals Worlds

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