三浦清美プロのご紹介
土地家屋調査士は、あなたの不動産の頼れる相談役(2/3)
コミュニケーションが仕事を決める
土地家屋調査士の仕事で三浦さんが大切にするのは、依頼主はもちろんのこと、土地調査で協力をもらう隣接する人たちとのコミュニケーションだと言います。あるきっかけがありました。開業してまだ2年目。境界確認の調査をしていたときです。土地の境界線を一緒に確認してもらわなければならない隣家のおばあさんからの「あなたたちはいいわよね。測量して、書類を交わして、それが済んだらハイそれっきり。もう来ないでしょう」という言葉でした。
「ただ通り過ぎていくだけの者ではいけないと思いました。依頼主ばかりではなく、この隣家のおばあさんにとっても有益なことをしている、いつでも相談相手になれる、そういう姿勢で接していかなければダメだと思ったんです。しっかりコミュニケーションをとって作業を進め、お隣同士の付き合いがよくなるように努めていくのも土地家屋調査士の役割なんですね。調査測量を始める場合も、あいさつに伺うときは『ブロック塀の前にしゃがんで怪しい行動をしますけど、決して怪しい者ではありませんよ』と笑って言って打ちとけるようにしています」と三浦さん。
土地の境界線を明確にするといっても、土地の所有者が自由に決めることはできません。その土地に地番が付いたときからあった境界線を、法務局などの公的機関から集めた資料と照らし合わせ、土地を測量し、境界標を探して図面と一致するかを調査します。そして依頼主と隣接する土地の所有者の確認のもと、境界線を明確にしていきます。あくまでも公正が求められる仕事だからこそ、誠意をもってあたり、コミュニケーションは欠かせないと言います。
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