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内山雅世

成功の扉を開く「魅せ方」を伝えるマナー講師

内山雅世(うちやままさよ)

魅せる人コンシェルジュ

コラム

「えっ、知らなかった!」 和食の正しいマナーって??

テーブルマナー

2018年5月4日

ご自身の和食のマナーに自信はありますか?

日本人だし…
小さい頃から日本食を食べているし…
それなりにマナーは身についているでしょ。

なんて思いながらも、格式の高い日本料理店に入ると実際に自分自身の振る舞いに自信が無く、横に座った方の振る舞い方を横目でチラッと見て真似たことはありませんか?

最近立て続けに和食の頂き方講座を開催する機会があり、また講座を開催して下さい、とご依頼頂くことも増えています。和食が無形文化遺産に登録され、2020年のオリンピックに向け、外国人も増々興味を持ち始めました。
私達も、日本人として、和食の作法を見直す機会が大事だと思います。

さて、最近の講座で必ずと言っていいほど出る質問や「知らなかった!!」という声が多い仕草を、このコラムを使って幾つかご紹介していきたいと思います。

「えっ、本当はマナー違反だったなんて!!!」という声が上がる仕草

なんといっても、「手皿」です。
実はこれはNG。
テレビで食レポされているアナウンサーや芸能人が手皿をしているのを見ると、丁寧な上品な食べ方、と勘違いしてしまいますね。ですが、これは大きな間違い。
手皿はしてはいけません!

ではどうしましょう??
小皿や懐紙を使って下さい。
例えばお刺身を頂く時は、お刺身につけた醤油がこぼれてはいけないからと手皿をするのではなく、醤油皿を使って下さい。醤油皿は持っても良いのですよ。
小皿が無いお料理が出たら、懐紙を使って下さい。また、蓋付のお椀(例えば煮物など)が出たら、その蓋を小皿代わりに使うもの大丈夫です。

「知らなかった!!」という声が上がる仕草①

「天ぷらを塩で頂く時の作法」
天つゆとお塩、どちらで頂くかは好みですが、お塩で頂く時に天ぷらを直接お塩につけていませんか?
これはNGです。
適量を手でつまみ、それを都度頂く前に上からパラパラ振りかけて頂くのが正しい作法です。この時、飛び散らないように、低い位置から振りかけることが大事です。
天ぷらを直接、塩皿につけると塩辛くなりますが、振りかけると全体にバランスよくお塩がかかります。
これをお伝えすると「手を使って良いのですか?」と多くの方が仰いますが、大丈夫です!
是非遠慮せずに手でつまんで、上から振りかけて頂いてみてください。
いつもとは味が違い、より美味しくいただけるはずです。

「知らなかった!!」という声が上がる仕草②

「おしぼりで口を拭く」
これはNGです。
おしぼりは本来手を拭くものであって口を拭くのはマナー違反です。
顔を拭くのはNGと分かっていても、ついつい口を拭いてしまいがちですね。
しかし、口を拭く時は、ナプキン、もしくは懐紙を使うのが正しいマナーです。
「よく口拭いていました~!!」という声が、毎回少なからず出ます。
気持ちはよく分かりますが、是非次回からはしないようにしましょう。

「知らなかった!!」という声が上がる仕草③

「テイスティング」
和食に限ってという仕草ではないのですが、最近は和食にワインを合わせる方が増えてきているため、よくテイスティング時にどう返答するのが正しいのでしょうか?と質問を受けます。
テイスティングは好き嫌いをみるものではありません。
注文したワインに不純物が入っていないか、味がおかしくないか、変色していないか、異臭がしないか、を確認するためで、いわゆる”毒味”です。
ですので、「美味しいです」や「好きな味です」と答えるのは少しおかしいですね。
テイスティング後は、「大丈夫です」「結構です」と答えましょう。
また、女性に「テイスティングしてみたら!?」と気軽に仰る男性がいらっしゃいますが、これは(極端に言えば)「きみが毒味してよ」ということになってしまします。
「あぁ~、今まで毒味させていた~…」と苦笑いされている男性が多いので、男性の皆さま、お気をつけくださいませ。

今回はこの位にしますが、今後も少しずつご紹介していきたいと思います。

★定期的に和食のいただき方講座を開催しております(次回5月13日開催)↓
和食のいただき方講座~端午の節句編~

この記事を書いたプロ

内山雅世

内山雅世(うちやままさよ)

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