- お電話での
お問い合わせ - 03-6260-9475
コラム
心電図モニターについてあるあるな事例
2023年2月14日
今回は心電図モニターについてあるあるな事例をお伝えしていきます。
モニターに使われている送信機は乾電池を用いています。
未使用の送信機の電源がOFFにし忘れで放置されている場合が散見されます。
これは電池の無駄使いです。コストを増大させるだけです。
この様なケースを防止するためにはどうすれば良いでしょうか?
4人用や8人用などのモニターで使用していないチャンネルは「モニタ中断中」に設定している場合が多いと思いますが、この中断を一旦解除すると電源の入っている送信機からの信号が受信されます。
これで、電源の落とし忘れが分かるわけですが、たまに心電図が出てくる時があります。しかも、患者名まで表示されて。これは使用中の患者さんのチャンネルを誤って中断してしまっていたことになります。
これは、未使用送信機の電源切り忘れより悪いです。
皆さんの職場で使用されているモニターの未使用チャンネルが「モニタ中断中」になっていた場合、たまに中断を解除してみましょう。
思わぬ事実が発覚するかもしれませんよ。
関連するコラム
- 医療機器を適正使用する重要性 2024-01-29
- 「あれっ?故障?」人工呼吸器での事例 2024-03-14
- 人工呼吸器使用中での「あれっ?故障?」 2024-03-14
- 人工呼吸器にまつわるインシデント 2024-03-14
- シリンジポンプにまつわるインシデント事例 2021-09-29
コラムのテーマ一覧
カテゴリから記事を探す
田中嘉一プロへの
お問い合わせ
マイベストプロを見た
と言うとスムーズです
勧誘を目的とした営業行為の上記電話番号によるお問合せはお断りしております。