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栁田真

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栁田真(やなぎだまこと)

やなぎだ労務管理オフィス

コラム

期間の定めのある労働契約を更新する際の注意事項

労務管理

2011年12月5日 / 2015年8月21日更新

 厚生労働省は、将来の労働契約法の改正をにらみ、有期労働契約の不適正な利用と認められる5つのケースを労働政策審議会に提出し、検討をすすめています。その中の1つである「必要以上に短い契約期間を定め、反復更新を続けること」について考えてみましょう。

 この問題については基準となっている判例があり、その事例は「2カ月の労働契約を最長23回にわたり更新した」もので、最高裁はこの雇止めを無効としています。一方、別の事例で「2カ月の労働契約を5回更新した」場合には、雇止めを有効としています。

 この結果の違いは何でしょうか?更新回数の差でしょうか?

 いいえ、違います。

 前者は、労働契約をほぼ自動的に更新を重ね、期間の定めのない契約と実質的に異ならない状態になっていました。それに対し後者は、労働契約の更新にあたっては、その都度更新の意思を労働者に確認した上で、新たに労働契約を締結していました。このように、契約更新の在り方が厳しく求められた結果となっています。

 短期間の労働契約の場合は、手続きの煩雑さ等から自動更新になりがちだと思いますが、不要なトラブルを未然に防止するためにも、しっかりとした対応が必要です。


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 やなぎだ労務管理オフィスは、メンタルヘルスを重点業務としています。
 ホームページ: http://www.office87.com
 (一社)産業保健法学研究会 正会員
 社会保険労務士/産業カウンセラー/心理相談員  代表:柳田 真
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