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栁田真

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栁田真(やなぎだまこと)

やなぎだ労務管理オフィス

コラム

契約期間途中での解雇に必要な「やむを得ない事由」とは

労務管理

2011年11月22日 / 2015年8月21日更新

 労働契約法上では、期間の定めのある労働契約(有期労働契約)の期間途中での解雇について、「使用者は、期間の定めのある労働契約について、やむを得ない事由がある場合でなければ、その契約期間が満了するまでの間において、労働者を解雇することができない」と規定されています。

 それではこの「やむを得ない事由」の内容についてみると、当事者間で合意したはずの期間を中途で解約することになるので、期間の定めのない労働契約の解雇事由の場合よりもさらに厳格な事由が必要とされています。

 例えば業績が悪化し、余剰人員の発生、赤字決算が確実な状況で人員整理の必要性は認められたとしても、従業員全体の人数と解雇する有期労働契約者の人数の比率や、給与額等、その他の事情を含め案件ごとに総合的に判断されます。こうであれば大丈夫、これはダメといった明確な基準はありませんが、「やむを得ない事由」と認められるハードルはかなり高いと考えてください。

 このように実務では、有期労働契約をその期間途中に解消することは非常に難しいと考えておくべきであり、できる限り期間満了まで待つことにより、更新拒否の問題として対処したほうがよいでしょう。


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 やなぎだ労務管理オフィスは、メンタルヘルスを重点業務としています。
 ホームページ: http://www.office87.com
 (一社)産業保健法学研究会 正会員
 社会保険労務士/産業カウンセラー/心理相談員  代表:柳田 真
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