マイベストプロ東京
藤原ユカ

ロジカルシンキングを土台に制作物に魅力を吹き込むデザイナー

藤原ユカ(ふじわらゆか) / デザイナー

レスカルゴデザインオフィス

コラム

失敗しないチラシづくり 基本情報のまとめ方の5つのコツ 

2019年6月18日 公開 / 2019年11月20日更新

テーマ:制作のコツ

コラムカテゴリ:ビジネス

コラムキーワード: チラシ作成 デザイン

販促ツールとして、一番身近と言っても良い存在のチラシ。また、デザイナーなどのプロに頼らず、パワポなどで、ご自分で作る方が多いのもチラシではないかと思います。

よく聞く「売れるチラシの作り方」があるのかどうかはさておき、情報のまとめ方はある程度正解があります。まずは思わぬ失敗を避けるために、基本は押さえておきましょう。

基本情報のまとめ方1 そもそもチラシに向いているのか判断

チラシは何かを知ってもらうためのものもありますが、多くの場合、ターゲットとする層に何らかのアクションを(比較的すぐに)起こさせたい、その目標がシンプルで、はっきりしている時に向いています。1面あるいは2面で完結して、短時間で全体がわかるので、イベントやキャンペーンで配るような、ちょっとお祭り的な配布にも向いています。

じっくり説明をしたいのであれば、チラシではなく、もう少しボリュームのあるツールも考えてみましょう。

基本情報のまとめ方2 目的やターゲットを明確にする

販促ツールの中でも、チラシは特にスペースが限られています。ポイントがわかりにくいものや、情報の多すぎるものは、伝わらないどころか見てもらえません。目的はできるだけ一つに絞りましょう。

ここが一つ二つと増えてしまうと、増える分だけ上手くまとめる難易度が高くなってきます。

例えば、商品を買って欲しい、イベントに来て欲しい、店のオープニングに来て欲しい、講座に申し込んで欲しい、会員募集など、わかりやすく設定します。そこから外れるものは極力省いて、過度な情報を詰め込みすぎないようにします。

基本情報のまとめ方3 目的へのアクセスに必要な情報を整理する

目的・目標を定めたら、そこまできちんとたどり着けるよう道筋を確保します。

チラシを見て、買ってみたい、行ってみたい、参加してみたい、もっと詳しく聞いてみたい、となった時に、どこへ行けば参加できるのか、買えるのか、問い合わせや申し込みはどこにするのか書いていない、はっきりしない、見つからないのでは、結局ゴミ箱行きになってしまいます。

当たり前と思われるかもしれませんが、実際にチラシ作成のための情報をいただくと、何かしら欠けていることもよくあるのです。

例えばセミナーや講座で、場所や日時がきちんとあって「入場無料」としていても、申し込みが必要なのか不要なのか書いていない、どのくらいの人数まで入れるのかも不明。そうなると問い合わせるのは面倒だし、行って入れないと嫌なので結局行かない、となりかねません。

もっと困るのは本当は申し込みが必要だったのに記載がなく、当日行って断られてしまうケース。イベントサイトのほうには書いてあった、などという言い訳は通りません。

いくらカッコいい、お洒落なチラシができても、これでは台無しです。

基本情報のまとめ方4 心理的な障害を取り除く

前述のような情報不足や疑問を生じさせる障害以外にも、心理的な障害である不安を取り除くことも肝心。特にお子さんを預けるサービスや施設、施術を受けるエステなどのサービスでは、信頼を得ることも必須です。そのための補足情報や運営する企業(や店、個人、団体)の名称、問い合わせ先の明記を忘れずに、場合によってはその背景も加えます。

商品でも健康食品やサプリメントなどの口に入るもの、肌につけるもの、安全や安心に関わるものの場合も同様です。業種や販売形態によっても、必ず入っていなくてはいけない情報があると思います。そういう情報は一度雛形として、きちんとまとめておくと良いでしょう。

話は少しずれますが、チラシのデザイン自体のクオリティもある程度ないと、高級感云々以前に不安を覚えるケースもあります。

基本情報のまとめ方5 基本情報はコンパクトに

スペースの限られたチラシでは、基本情報はきちんと精査し必要最小限に、また、あるべき場所にある程度まとめて置くのもポイント。

企業(や店、個人、団体)の名称や連絡先は通常、一番下に入れるのが基本です。安定感もあり、見つけやすくなります。両面ある場合は表面に名称(またはロゴ)、裏面下部に連絡先なども含めた情報を振り分けるとまとまりやすくなります。

チラシを受け取る人=お客様の立場でよく考えて、目標到達までの障害を取り除き、判断に必要な最低限の情報をまとめます。もちろん全部を盛り込む必要はなく、肝心なのは必要な情報を記載しないまま、完結しているように見せてしまわないこと。「詳しくはWEBで」、特殊なケースは「お問い合わせください」など、適宜誘導します。

ただし、高齢者向けだったりとターゲットによってはあまり適さない場合もありますので、情報の取捨選択を考えるうえでも、最初のターゲット設定は重要となります。

必要な情報の判断基準としては、どこでどのように配布するか、ということも重要です。それについてはブログで書いていますので、ぜひそちらもご覧ください。
→レスカルゴブログ「そのチラシ、誰にどこで配りますか?~制作発注入門編(2)」

最後に…

基本情報のまとめ方はその企業、商品、サービスの認知度具合でも違ってきます。誰でも知っているブランドで、苦労して探さなくても手が届くような商品であれば、その部分は大きく省けます。また、配布の条件次第では、相手がすでに情報を持っている場合もあります。諸条件を考えて、客観的に判断するようにしましょう。

基本情報を適切にまとめられれば、その分、肝心の魅力を伝えることに効率よく紙面を使うことができます。

基本情報を押さえたら、そもそもの「目的」をどう見せるのか、どう訴えたらいいのか、ここはじっくり検討するところです。残念ながら、こういう切り口でこう表現すれば大丈夫、絶対売れるというような正解はないと思います。

大切なのはターゲットであるお客様の目線で考えてみること。試行錯誤を覚悟して、割り切ることも大切です。


チラシ

--------------

レスカルゴデザインオフィスのブログでは、デザイン発注に慣れていらっしゃらない方向けに幾つか記事を書いています。ご興味がありましたらぜひそちらもお読みください。
制作発注入門編

--------------
レスカルゴデザインオフィスは「ロジカルでチャーミングなデザイン」がモットー。
詳しくはレスカルゴデザインオフィスHPをご覧ください。

この記事を書いたプロ

藤原ユカ

ロジカルシンキングを土台に制作物に魅力を吹き込むデザイナー

藤原ユカ(レスカルゴデザインオフィス)

Share
関連するコラム

藤原ユカプロへの
お問い合わせ

マイベストプロを見た
と言うとスムーズです

お電話での
お問い合わせ
03-3926-5344

 

留守番電話の際はお名前とメッセージをお残しください。
こちらから折り返しご連絡いたします。
(ご用件を簡単にお話いただけると大変助かります。)
★集客サービスのご案内はお断りしています。

勧誘を目的とした営業行為の上記電話番号によるお問合せはお断りしております。

藤原ユカ

レスカルゴデザインオフィス

担当藤原ユカ(ふじわらゆか)

地図・アクセス

藤原ユカのソーシャルメディア

instagram
Instagram
rss
レスカルゴデザインブログ
2019-11-25
facebook
Facebook

藤原ユカプロのコンテンツ