田口恭一プロのご紹介
目指すのは、武道の精神で心身を鍛える寺子屋的道場に(2/3)
すべての世代に通じる“強さ”を提供したい!
田口さん自身が空手を始めたのは、大学生の時。友人に誘われるまま稽古に励み始めると、メキメキと頭角を現し、全国大会上位の常連選手となります。
卒業後、一度は就職するものの、翻意して空手の世界に身を投じた経緯があります。それほどにまで空手にのめり込んだ理由について、田口さんは次のように語ります。
「何よりも、道場の雰囲気が心地良かったですね。経営者もいれば警察官もいたりして、様々な立場の人が同じ目線で稽古に励んでいる様子は、新鮮で楽しいものでした。それに、道場で出会う人たちは誰もが皆いつも前向きで、私にとってとてもいい環境だったと思います」
現在、道場には会社員やOL、主婦など、300人以上の門下生が集まっていますが、とくに多いのは小学生前後の子どもたち。
「極真空手ですから、もちろん強さを追求するという前提はあります。それは純粋に選手としての強さだけでなく、4歳児には4歳児の、70歳には70歳ならではの強さというのがあるはず。空手の稽古を通して、すべての世代に通ずる強さを提供することが、私たちの目的ですね」
つまり、鍛えるべきは“心”と“身”。あえて武道である空手を選んで入門した人たちだからこそ、それぞれが練磨したいと望む部分を強化するお手伝いをしようというのが、田口さんのモットーなのです。
「入門当初は大勢の人がいる場を怖がっていた子どもでも、やがて大きな声で挨拶ができるようになり、自分より大きな相手に立ち向かっていくほどに成長するケースはたくさんあります。社会人の方にとってもいいストレス発散の機会になっているようですし、職場とはまた違ったコミュニケーションを楽しめる場として喜ばれています」
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