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田口恭一

“心”と“身”を育む空手指導者

田口恭一(たぐちきょういち) / 格闘家

国際空手道連盟 極真会館 東京城西世田谷東支部

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コラム

沢山の子供達の成長を見ることができました~城西世田谷東支部 支部内交流試合

2016年4月13日

テーマ:試合

コラムカテゴリ:スクール・習い事

4月10日(日) 東大和市体育館にて、極真空手 城西世田谷東支部 支部内交流試合を開催しました。

試合を通じて、参加した人達の沢山の成長を見ることができました。

今まで1度も入賞することが出来なかった子が、4度目の挑戦で見事入賞を果たしました。

昨年の支部内交流試合で、初戦で負けて落ち込んでいた女性は、その悔しさをバネにして稽古を重ね、見事優勝しました。

道場では大人しい小学生の女の子が、どんなに攻め込まれても、あきらめる事無く、苦しい場面で前に出て、準決勝まで勝ち進みました。

入門以来、組手が苦手で今まで一度も試合に出場したことが無かった高学年の男の子は、勇気を出して試合に挑戦し、見事優勝しました。

これまで出る試合全て1回戦負けだった子が、今回、初勝利を挙げ、そのまま優勝してしまいました。

これらはほんの一例です。

ただ言えることは、これら成長できた人達は、「あきらめないで稽古を続けた」と言う事です。

試合は勝ったり負けたりの繰り返しです。

勝つ続けることはなかなかありませんし、負け続けることもなかなかありません。

試合に出場するからには、優勝を目指し、死に物狂いで稽古するのは最低限のマナーです。

それで、もし負けたとしても、大切な事は、「他人のせいにせず、全て自分で受け止めて、前向きに稽古を続ける事」です。

試合に出場して経験した、勝った経験、負けた経験が、普段の生活に生かされなければ試合の意味はありません。

そして、試合には試合場以外でも沢山の素晴らしい経験ができます。

「仲間を応援する喜び」「応援される嬉しさ」「開会式、閉会式では静粛にする等のマナー」「対戦相手がいるから試合が出来るという、感謝の気持ち」「実際に戦う事で、対戦相手と仲良くなれる経験」「負けて悔しい気持ちをどのように消化するのか?」「勝った喜びを、感謝の気持ちで周りの人達にお返しするという事」・・・・・

こんな経験ができるのも、試合に出場したからこそです。

自分が開会式などで、試合に出場した時点で皆「1勝している」と言うのは、試合にチャレンジしなければ得られない経験を沢山できるからです。

そして、試合を(特に子供達にとって)素晴らしい経験の場にするのか、ただの、勝ち負けを競うだけの場にするのかは我々大人次第です。

そういった意味で考えると、試合は、指導者、保護者にとっても大切な経験の場かも知れません。

今回の支部内交流試合が、出場選手、運営スタッフ、審判員、セコンド、応援、保護者の皆さん等、関わった全ての人にとって、良い学びの場になっていたと感じて頂けたら、とても嬉しいです。




200名を超える選手が参加しました。




沢山の素晴らしい試合がありました。




入賞した皆さん




試合後は道場毎に集まり、試合に関するフィードバックを行います。
大切な時間です。

極真空手城西世田谷東支部の試合に対する考え方です。

試合で学ぶ事
http://setahiga.com/?page_id=1112

大会マナー
http://setahiga.com/?page_id=10054

大会への参加の仕方
http://setahiga.com/?page_id=10035

城西世田谷東支部歴代入賞者

http://setahiga.com/?page_id=838

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田口恭一

“心”と“身”を育む空手指導者

田口恭一(国際空手道連盟 極真会館 東京城西世田谷東支部)

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