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田口恭一

“心”と“身”を育む空手指導者

田口恭一(たぐちきょういち) / 格闘家

国際空手道連盟 極真会館 東京城西世田谷東支部

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コラム

試合に出場する意味~極真空手城西世田谷東支部の試合に対する考え方

2016年4月7日

テーマ:育児・教育

コラムカテゴリ:スクール・習い事



4月10日(日)東大和市体育館にて「城西世田谷東支部交流試合 せたひがカップ」を開催します。

幼年~壮年の方まで、約200名の選手が集まり、普段の稽古を成果を試します。

当城西世田谷東支部では、試合を、単に「勝敗を決める場所」ではなく、大切な学びの場として考えています。

試合は必ず、「勝敗が決まります」。

トーナメントの試合であれば、参加者の半分が1回戦で負けます。

極端に言えば、試合開始と同時に技を決められて、一瞬で負けてしまう場合もあります。

一瞬で負けたから、1回戦で負けたから、その子は駄目なのでしょうか?

それは違います。

その結果を見る前に、その子が試合に向けてどれだけ頑張ってきたか?

そこを見て下さい。

試合出場を決める前と、決めた後では子供の稽古に対する姿勢は必ず変わっています。

また、試合前の不安や緊張感。

大勢の観客の前で、二人きりで戦うという事。

勝った嬉しさ、負けた悔しさ。

その経験の全てが、その子にとっての宝です。

それを、「1回戦で負けて、お前は駄目だ、お前は弱い」という、大人の評価は、子供からその宝を奪う事になりかねません。

また、

開会式は静粛にする。

相手を誹謗中傷する様な応援はしない。(相手がいるから試合が出来るという感謝の気持ち)

試合場は道場と一緒。礼儀正しく振舞う事。

勝っても負けても正しく礼をする。

仲間を応援する事の喜び、応援される嬉しさ。

等々、試合は大切な学びの場です。

支部内交流試合に出場する選手の皆さん、保護者の皆さん、運営スタッフの皆さん、応援に来てくれる皆さんが、一致団結して、全ての人にとって良い交流試合にしていきましょう。

以下は当支部のHPに掲載している、試合に対する考え方です。

試合に出場する方は是非ご一読下さい。

試合で学ぶ事
http://setahiga.com/?page_id=1112

大会への参加の仕方
http://setahiga.com/?page_id=10035

大会マナー
http://setahiga.com/?page_id=10054

当城西世田谷東支部の活動方針です。

この記事を書いたプロ

田口恭一

“心”と“身”を育む空手指導者

田口恭一(国際空手道連盟 極真会館 東京城西世田谷東支部)

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