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田口恭一

“心”と“身”を育む空手指導者

田口恭一(たぐちきょういち) / 格闘家

国際空手道連盟 極真会館 東京城西世田谷東支部

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コラム

チャンピオンになる選手

2015年10月2日 公開 / 2015年10月3日更新

テーマ:雑記

コラムカテゴリ:スクール・習い事

極真会館 城西世田谷東の各道場は、10月に開催される支部内交流試合、西東京都大会 11月に開催される、世界大会等、それぞれの試合に向けて、各クラス盛り上がっています。

今日の少年クラスの指導の際、チャンピオンになる選手はどういう選手か?という話をしました。

自分は第8回世界大会から、日本選手団のコーチを務めてきました。

沢山のトップ選手の稽古の様子を見てきました。

チャンピオンになる選手とは、どんな選手か?

それは、「普段からチャンピオンらしい行動、考えが出来る選手」です。

第8回世界大会で優勝した木山選手。

大会2か月前の合宿で肋軟骨骨折という酷い怪我を負ってしまいました。

普通なら、気持ちが折れてふさぎ込んだり、落ち込んだりする重大な怪我です。

ところが翌月行われた合宿の稽古では、自分が出来る事を全力で行うという姿勢で、稽古の間中、スクワットを黙々と行っていました。木山選手の足元には汗の水たまりが出来ていました。

先日行われた強化合宿の際、木山監督に「あの時の気持ちはどうだったのですか?」と聞きました。

「あのときは、自分が優勝すると決めていましたから」

ときっぱりと答えました。

優勝すると決めていたから、どんな状況になっても前向きに行動ができたのですね。

「優勝すると決めて、それに向けて前向きに行動する」という考えがあったからこそチャンピオンになれたのです。


かつて全日本チャンピオンになった選手とトイレで一緒になった事があります。

自分がトイレに入った時、大きな体をかがめて何かしていました。

何をしていたかというと、乱れたスリッパを揃えていました。

自分は「さすがだな」と思いました。

稽古を一生懸命行うのは当たり前。
そこに加えて、どれだけチャンピオンに相応しい行動、考えができるかどうかが大切です。

極真空手には良いエピソードが沢山あります。

稽古の中で、子供達をはじめ道場生の皆に伝えて行きたいと思います。




この中に未来のチャンピオンがいます。

国際空手道連盟極真会館
城西世田谷東支部
支部長 田口恭一

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