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田口恭一

“心”と“身”を育む空手指導者

田口恭一(たぐちきょういち) / 格闘家

国際空手道連盟 極真会館 東京城西世田谷東支部

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コラム

勝負偏重主義

2015年4月7日

テーマ:極真空手

コラムカテゴリ:スクール・習い事



先日、光が丘ドームにて西東京都大会ビギナーズカップが開催されました。

当城西世田谷東支部からも、いつもより参加人数が少なめでしたが(翌週に支部内交流試合がある為)選手が数名出場しました。

参加した選手達は優勝・入賞した人も、残念ながら敗退した人も本当に皆良く頑張りました。

(入賞者一覧はこちら⇒http://setahiga.com/?page_id=838

極真空手は勝負偏重主義といって、勝ちにとことんこだわる事が大切だと教えられます。

これは、とても大切な事だと思います。

稽古の最中から、「負けてもいいんだよ」という気持ちで稽古をしていたら、稽古に身が入りません。

勝負にとことんこだわるからこそ、稽古も真剣に行い、稽古時間も増えて、苦しい内容を自ら課して乗り越えて行くことが出来るのです。

勝負にとことんこだわって稽古するからこそ、「勝った時の喜び」「負けた時の悔しさ」等「感動」が大きくなるのです。

勝負とことんこだわって稽古してきた選手同士が戦うからこそ、見ている人達の心を揺さぶるのです。

今回のビギナーズカップは初心者の試合でしたが、準優勝した6年生の選手が、本当に悔しくて涙を浮かべていました。

勝負にこだわり、とことん稽古をして自信を持って試合に臨んだからこそ、彼にとって準優勝が悔しい結果だったのです。

その悔しさは、今回の敗戦を他人や審判のせいにせずにしっかり自分自身で受け入れて行けば、彼を必ず成長させてくれる事でしょう。

「勝負偏重主義」

で自らを鍛えて行き、そこで出た結果に対して

「勝って驕らず、負けて落ち込まず」

の姿勢で、また日々の稽古にフィードバックしていく。

極真空手の稽古はこの繰り返しです。

そして、この繰り返しの中で、本当の強さを身につけて行くのです。

来週は砧公園の世田谷区総合運動場体育館にて、支部内交流試合が開催されます。

出場する皆さんは、とことん勝負にこだわって稽古を積んで、大きな学びを得て欲しいと思います。


国際空手道連盟極真会館
城西世田谷東支部(三軒茶屋・三宿・二子玉川・成城学園・狛江・祖師谷・田無・昭島・東大和)
支部長 田口恭一

道場の様子がわかるプロモーション動画です。是非ご覧ください。
https://youtu.be/vhrBa89ZWSU

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