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田口恭一

“心”と“身”を育む空手指導者

田口恭一(たぐちきょういち) / 格闘家

国際空手道連盟 極真会館 東京城西世田谷東支部

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コラム

目標を持つ効果とは?

2014年12月26日 公開 / 2014年12月27日更新

テーマ:雑記

コラムカテゴリ:スクール・習い事

12月21日(日)府中市総合体育館にて、第二回城西世田谷東支部型交流試合を開催しました。
多数の選手が参加し、日ごろの稽古の成果を競いあいました。









今回出場した選手の皆さんの試合前のウオーミングアップを見て、やはり具体的な目標を持つことは大切だなと感じました。

出場選手のほとんどが、試合前に入念に型の動作のチェックを、自分で確認しながら行っていました。

きっと、試合という目的の為に試合当日まで必死に稽古してきたのでしょう。

自分は、試合というのは、試合場に上がって実際に勝負する数分間だけが試合ではないと考えています。

試合に出場するという、「期限が決まった具体的な目標」を決めた時点でその人は一勝しています。

もちろん試合に出場するだけではなく「出場して勝つ!」という、勝ちにとことんこだわる思いがあればあるほど良いです。

同じ人が試合の出場を決意した場合と、試合に出場しなかった場合では大きな差が出てきます。

例えば、雨が降ったとします。

試合の出場を決めた場合は、試合があるから当たり前の様に道場に稽古に行きます。

試合の出場を決めなかった場合は、雨だから休んでしまおうと休んでしまう場合も有るでしょう。

試合の出場を決めた場合は稽古後に自主トレをしたり、型の映像を見たり創意工夫して稽古をするはずです。

試合前の緊張や、大勢の観客の前で戦う事、仲間の応援、強い選手、上手な選手の動きを見る事。

勝った時の喜び、負けた時の悔しさ。それらの気持ちの持っていき方。これらは試合に出場しないと体験できない貴重な経験です。

これは、試合だけではなく、審査等でも言える事でしょう。

試合は、試合の出場を決めてから、次の試合の出場を決めるまでが試合です。
勝っても負けても、勝ちにこだわって真剣に稽古すれば、そこに大きな学び・成長があるはずです。

試合や審査の様な、期限が決まった具体的な目標を持つという経験。

これは、子供達にとって大きな財産なのです。

そして、この目標に向かうまでの行動、その目標の場を経験することは、普段の生活に必ず活かされるはずです。

ただし、幼年・少年期に、我々指導者や保護者が、試合を「勝った・負けた」、審査を「受かった・落ちた」と結果だけ評価してしまうのは、逆に子供の健やかな成長を阻害してしまいます。

目標を持つ事の大切さ、その正しい意味をしっかり伝えていくことで、大きな成果が生まれていくのです。

今回の型交流試合を見て、改めて確信しました。今後もしっかり伝えていきたいと思います。

http://setahiga.com/?p=13126(型試合の様子)

http://blog.livedoor.jp/tanashi_setahiga_com/(田無道場のブログ)

三軒茶屋道場では、幼年・低学年クラスは原則指導員2名体制で稽古を行っています。
また、稽古は毎日あり(祝日以外)、面倒な振替えや、保護者の当番などもありません。
子供達の生き生きと稽古している様子を是非一度、見学に来て下さい。
稽古の無料体験もできます。

見学・無料体験の申込はこちらから

http://setahiga.com/?page_id=4310

道場にお子様を通わせていただいている保護者の皆さんの声です。

http://mbp-japan.com/tokyo/kyokushin/voice/

国際空手道連盟極真会館
城西世田谷東支部(三軒茶屋・三宿・二子玉川・成城学園・狛江・祖師谷・田無・昭島・東大和)
支部長 田口恭一


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