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田口恭一

“心”と“身”を育む空手指導者

田口恭一(たぐちきょういち) / 格闘家

国際空手道連盟 極真会館 東京城西世田谷東支部

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コラム

今できること、心構え

2011年3月16日 公開 / 2011年3月17日更新

コラムカテゴリ:スクール・習い事


 この度の東日本大震災におきまして、被害にあわれた皆さまに心よりお見舞い申し上げます。また犠牲になられた方々には深く哀悼の意を表します。

 今まで経験した事のない地震、そして、津波、放射能の問題、いまだに続く余震・・・・

 大きな被害を受けることの無かった我々ができる事は何か?



 利己的にならず、利他的に物事を考えること。

 誰のせいにもしない事。

 今を精一杯感謝して過ごすこと。




 


 月曜日、出身地でもある茨城支部が物資が足りないということで、いても立ってもいられず、支部として物資を購入して送り届けようと、各道場責任者に物資の購入を指示しました。

 ところが、あらゆるスーパー、コンビニ、商店から、水、米、もち、パン等の食料や、トイレットペーパーやティッシュ、生理用品等の生活必需品が軒並み売り切れの状態でした。

 そこで、HPとメール配信にて、道場生の皆さんに、救援物資、義援金のお願いをさせていただきました。

 すると、数時間のうちに、水・米・パン・カップ麺・お菓子、トイレットペーパー、ティッシュ、生理用品、毛布、洋服・・・・

 沢山の人の協力のおかげで、次々と三軒茶屋道場に救援物資が集まってきました。

 この時期に、自分の子供の為、家族の為に確保した必需品を提供するのは大変な決断だったと思います。

 そんな中、被災した人の為に何かをしてあげたいという皆さんの思いは、涙が出るほど嬉しかったです。

 一人の力は小さくても、この他人を思いやる気持ちがあれば、きっとどんな困難も乗り越えることができるでしょう。

 夜12:00に、レンタカー一杯に荷物を積み込み、稲岡君の運転で、国道6号をひたすら、北上しました。

 途中、ガソリンスタンドに並ぶ長蛇の列、水戸に入ると、崩れた壁や、歪んだアスファルト・・・地震の爪痕
が生々しく残っていました。

 3時に那珂道場につきましたが、道場の壁も大きくひびが入っていました。

 無事、物資を送ることができ、鴨志田支部長からも労いの言葉をいただきました。

 ご協力いただいたすべての皆様に感謝致します。
 
 ありがとうございました。
 

 一秒でも早く、東北地方の被災者の方へ、物資を送る手段ができること、情報が届くことを願います。



 そして、その時には全力をあげて、サポートしていきたいと思います。


 ※今我々が具体的にできることは、節電と募金でしょう。当道場は、現在電気を半分落として稽古をさせていただいています。また、義援金も受け付けています。(義援金は極真会館本部を通して、被災地の方にお渡しする予定です。)ご理解、ご協力をお願い致します。



国際空手道連盟極真会館
城西世田谷東支部
支部長 田口恭一

HP&blog :http://setahiga.com/


 

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