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芳賀哲

50歳からのネクストライフと働き方改革講師

芳賀哲(はがてつ) / 研修・講演講師

株式会社 個コラボ

コラム

管理者(リーダー)に必要なスキル

2019年10月21日

テーマ:50代社員を組織で躍動させるマネジメント

コラムカテゴリ:ビジネス

管理職スキルの向上
管理者(リーダー)の仕事は、方針を決め、メンバーを管理して評価することです。その中でも特に重要で、多くの時間を割くことになるのがメンバーを管理する仕事です。今回は、管理者に必要なマネジメント力とそれを高める方法についてお伝えします。

リーダーに必要なマネジメント力とは

責任をもって組織をまとめ、プロジェクトを成功させるにはマネジメント力が必要です。ここでは、マネジメント力とは、どのような能力なのかについて具体的にご説明します。

□問題を発見し解決する能力
課題を見い出し、それを解決する能力は、仕事を進め、部下を指導する上で欠かせません。論理的な視点で物事を考え、導きだした結論を部下に伝えることで、問題を解決できる可能性が高まります。

□プロジェクトマネジメント力
計画を立て、その目的を達成できるようにコントロールする能力です。

□リーダーシップ、意思決定力
働きやすい雰囲気をつくり出すことで、部下のパフォーマンスを高めることができます。
意思決定をする力は、日頃から多くの情報に触れ、組織の方向性について考えることで、養うことができます。

□ファシリテーション・プレゼンテーション力
会議やミーティングが効果的に進むように、発言や参加を促し、相互理解をサポートする能力です。

□コーチング力
コーチング力とは、教えることでもアドバイスすることでもありません。部下と同等の立場に立ち、その能力や可能性を引き出す能力のことです。具体的には以下の3つの手法で構成されます。

部下の意見に耳を傾ける
リーダーは、常に現状を把握しておかねばなりません。そのためには、部下の話を注意深く、能動的に聞く必要があります。

(2)部下に質問する
管理者は、質問する能力も身につけておく必要があります。
部下に質問をする際に心がけたい点は、部下が自分で考えやすいような質問をすることです。質問を通じて、部下がつまずいているポイントを把握し、乗り越えることができるようにサポートします。

(3)フィードバックする
部下の意見を聞いた後、管理者は自分の考えを部下にフィードバックします。フィードバックをする際に気をつけたい点は、自分の考えを偽らず正直に伝えることです。

部下の話を丁寧に聞き、質問をしていれば、信頼関係が築き上げられているので、フィードバックによって部下が萎縮することはありません。

管理者は意見をフィードバックした後、部下の意見に対してもオープンである必要があります。対話を重ねることによって、部下の能力やポテンシャルを最大限に引き上げることを目指します。

部下の意見と自分の意見をすりあわせ、次にとるべき行動を決定した後は、部下を信頼して任せることが大切です。

適切なコーチングは、「自分を信頼してくれる人のためにがんばろうという」という気持ちを起こさせます。こうしたアプローチを積み重ねることで、部下は上司に対して信頼を寄せるようになり、安心して仕事を進められるようになります。

マネジメント力を高める

マネジメント能力は訓練によって高めることができます。代表的な方法をまとめてみました。

ペーシングと傾聴
ペーシングとは、相手の話し方や状態などに合わせることです。ペーシングでは、話し方や相手の状態や呼吸に注意します。ペーシングを行うことで、部下は安心して話ができるので、信頼関係を築くことができます。

また、部下の話をさえぎらず聞くことを傾聴といいます。話を丁寧に聞くことで「自分の話を重要だと思ってくれている」と部下に感じてもらえます。
このとき上司は、自分が課題を解決することを前提にして、部下の話を聞いてはいけません。部下の言葉を聞くことのみに集中するようにしましょう。

ディズニーストラテジー
ディズニーストラテジーとは、目標や計画達成に向けたスキルのことで、問題の発見や解決に役立てることができます。ディズニーストラテジーは以下の3つの視点で構成されます。

・ドリーマー(夢想家)
未来を見据え夢を語ることで、ゴールを決めます。

・リアリスト(現実家)
ゴールをかたちにするための戦略や手順などを具体的にします。

・クリティック(批評家)
建設的な批判を行い、ゴール達成をさまたげる問題点やリスクを発見します。

この3つの視点に立つことで、チームが目指している目標を達成できるのかをチェックすることができます。またチェックを行うことなどで、目標を達成するには何が必要とされているのかをつかむことができます。

ポジション・チェンジ
ポジション・チェンジとは、ものごとを「効果的な3つのポジション」から捉えるスキルです。
ポジション・チェンジの目的は、「第一ポジション(自分の視点)」「第二ポジション(相手の視点)」「第三ポジション(第三者の視点)」を持つことによって、他者の視点を理解することです。自分の視点だけではなく、相手の視点、また第三者の視点に立つことで、問題解決へのヒントが見えてきます。

意識して、ひとつひとつステップを上げていきましょう。

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この記事を書いたプロ

芳賀哲

50歳からのネクストライフと働き方改革講師

芳賀哲(株式会社 個コラボ)

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