尾上菊右佐プロのご紹介
それぞれが夢の舞台に立てる日本舞踊のお稽古所に(3/3)
日本舞踊を通して誰もが輝き、“夢をかなえる教室”を目指して
日本舞踊はとても高尚で、ハードルが高いというイメージがあるものの、実はご自身がサラリーマンの家庭で育ったことから、より多くの方々に親しみを持ってもらうために日本舞踊を続ける意義を感じているのだとか。
「昔、一緒に習っていた方々がやめてしまっても、口をそろえて『日本舞踊を習っていて本当によかった』とおっしゃいます。日本舞踊は、何歳から始めても決して遅くはありませんし、人生をより豊かにしてより生き生きと美しくしてくれます。それぞれの人生の歩みの中で、日本舞踊を習ったことがプラスになれば、何より嬉しいですね」
お弟子さんの中には、日本舞踊を50歳になり初めて習い、熱心に10年稽古し名取を取得した方もいます。大学の芸術学部で日本舞踊を学ぶ人、女優への道を目指す人もいれば、京都の舞妓さんになった人、あるいは宝塚歌劇団に入団した人もいます。尾上菊右佐さんの稽古所は、まさに“夢をかなえる教室”として、日本文化の種が花開いています。
尾上菊右佐さんも、今後中学校や高校と連携して日本舞踊の授業や、年配の方の心と体の健康維持など、活動の幅を広げていきたいと思っています。
深い呼吸をしながら、しなやかな動作で心と体が一緒に整い、健康やリフレッシュにも最適。「百年踊り続けられる」といわれ、誰でも、いつでも、いつまでも続けられる日本舞踊を、一度体験してみてはいかがでしょうか。
(取材年月:2019年10月)
■尾上菊右佐プロのプロフィールを見る