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八巻稔秀

独自のエクササイズで骨格を本来の形に整えるスポーツトレーナー

八巻稔秀(やまきとしひで) / スポーツトレーナー

TYカラダ調整セラピー

コラム

【姿勢改善】2022年版・片足立ちが出来ない・安定しない理由とは?エクササイズを順次公開します。

2022年2月10日

テーマ:片足立ち苦手克服エクササイズ

コラムカテゴリ:美容・健康

コラムキーワード: パーソナルトレーニング姿勢改善アンチエイジング

こんにちは、姿勢改善トレーナーの八巻です。


今回から、当コラムで多く検索されているキーワード・
「片足立ち」についての記事と、その克服を目指すためのエクササイズを、
シリーズでご紹介していきたいと思います。


片足立ちが出来ないのは、筋力が無いから!ではありません!



当コラムはおかげさまで毎日多くの方に読んでいただいておりますが、
その中でも片足立ちに関する記事は常に閲覧数が上位にあるので、
片足立ちに関する情報を欲しておられる方は多いのではないかと思います。



片足立ちの姿勢や動作は、バレエやスポーツなどでも使うので、
上手く出来ない事が競技パフォーマンスに影響している事もあるでしょう。



以前の記事のタイトルにもなっていますが、
片足立ちが安定しないのは体幹や足腰の筋力が弱いからなのでしょうか?

については、以前も申し上げた通り、
片足立ちでふらつくのは、筋力が不足している訳ではない事がほとんどだと思います。



日常生活で普通に歩いたり階段を上り降り出来る人ならば、
少なくとも片足立ちが出来る程度の筋力は備わっています。



にもかかわらず片足立ちが上手く出来ないのは、
「バランスよく体を立たせる能力」が少し劣っているだけの事が多いです。



下のイラストをご覧ください。
どちらがバランスよく立てそうでしょうか?

おそらく多くの人は左側と答えるのではないでしょうか?

左の方がなんかバランス良さそうですよね!

片足立ちが苦手な人は、足の真上に骨盤や背骨など体幹がきちんと載せきれない事が多いです。
左右で差がある人はそれぞれの足の上に体を上手く載せきれていないという事になります。


しっかり足の上に載れていなければ、筋力があろうがぐらつくのは同じです。



片足立ちが出来ない、2つの大きな理由とは?





では、なぜ上手く足の上に体が載らず、バランス悪くぐらついてしまうのでしょうか?


理由は大きくわけて二つあると思います。


一つは、上半身の姿勢の悪さ、

もう一つは脚の使い方です。




片足立ちに必要なこと①
上半身の姿勢を「S字カーブ」に近づける




上半身の姿勢は、片足立ちの安定には欠かせないものです。

猫背や反り腰のような姿勢では、片足立ちは安定しにくいです。
また、脚で強く踏ん張らないと姿勢を保持するのが難しいです。



多くの人は体が上からつぶされ、猫背や反り腰の姿勢になりがちで、
その姿勢だと重心が後寄りor前寄りになり過ぎて、
ふらついてしまいます。
背骨が生理的弯曲(S字カーブの形)に近いほど、
脚の上に体はバランスよくのりやすくなります。



生理的弯曲が出来た姿勢の方が、バランスが良さそう。



上半身の姿勢を整える事が、まず一つめの片足立ち克服のカギになります。

上半身の姿勢を整えるストレッチ・動画もごらんください。




片足立ちに必要なこと②
足を体から遠ざけるように”伸ばす”



ここまでは、これまでの記事でもお話していましたが、
もう一つの脚の使い方はこれまであまりお話していなかったと思います。


この脚の使い方というのは、
きれいに「立つ」「歩く」ために不可欠な体の使い方です。


この能力は多くの人が不足している能力で、
この能力が不足している事で、見た目の姿勢だけでなく、

  • 股関節や膝・腰などの不具合につながったり、
  • 美容面でも下がり尻や前もも・後ももなどのアンバランスが出、
  • バレエで移動をするときにふらつく・スキーの踏力が弱いなどパフォーマンスに影響


といった影響が出ます。



この脚の使い方というのはどういう使い方かというと、


足を体の中心から遠くに伸ばしていくような使い方

です。



伸び ストレッチ

このように伸びをするとき、普通は意識が上へ伸ばす方にのみ行ってしまいがちですが、
実は下にも伸ばす必要があります。

足の裏がおへそから遠ざかっていくようなイメージで、
足を骨盤くらいから伸ばしていきます。


そうすると、上下から縮んでいた腰回りがストレッチされて、
脚も骨盤の真下まで移動してくるんですね。

上半身の引き伸ばしに加え、この能力も引き上げていくと、
片足立ちのバランス力も上がっていく事でしょう。



この能力がどのくらいあるかは、
股関節回りの筋肉の柔軟性でだいたい推測出来ます。
下にある股関節前側・後ろ側のストレッチをそれぞれやってみてください。
硬い人・手で足をつかむのがきつい人は要注意です!

伸ばし体幹エクササイズ①


お尻 ストレッチ


股関節の筋肉が硬いと股関節が十分に可動せず、
骨盤がきちんと足の上にのってくれません。


ここが硬くてうまく機能しなくなると、片足立ちが出来ない位ならいいですが、
関節や腰などの不具合にもつながってきますので、伸ばしておきましょう。




という訳で、今回は片足立ちが上手く出来ない2つの理由と、
それが出来ない事による体への影響のお話をしました。

次回からは、脚の使い方のエクササイズをご紹介していきます。


過去の片足立ち記事はこちら
https://mbp-japan.com/tokyo/karadachosei/column/5034449/

この記事を書いたプロ

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