バレエ・ダンス・その他スポーツ。出来ない動作・姿勢をコーチが教えてくれない訳
こんにちは、姿勢トレーナーの八巻です。
今回はトレーニングの受講者の方から頂いたお声をもとに、
記事を書かせていただきました。
「数年わからないままだったことが、1時間で解決しました」
レッスンの終了時に先日言われたお声です。
ダンスを習われている方で、昨年初めて当方のパーソナルレッスンを受けられました。
レッスンの度に、
「この時のこういう動作をもっと良く見せるにはどうしたらいいか？」というように、
具体的に改善したい動作を言ってくださるので、
こちらもそれに対してどう体を使えばいいのか、ピンポイントでお伝えしやすいというのもあって、
大体レッスンの最後にはその動きが出来るようになってくれます。
身につくためにはそれを繰り返していく必要がありますが、
「どう体を使えばいいのか？」
「そう体を使ったときの体の感覚はどうか？」
といった点はその場で感じる事は出来ると思います。
それらの「改善したい動作」は、
ダンスのレッスンを受けていながらもずっと解決せずに、
ご自身の課題としてあり続けていたものだったので、
レッスンの時間の中で解決出来た事が、すごく画期的だったのだと思います。
それ以来も「解決したいこと」をレッスンの度に持ってきて、
それで私が解決するという感じでレッスンが続いています。
上達するためには、改善点を自身が把握している事って大事なんだという事もわかりますね。
こちらも、ただ「もっと上手になりたい、どうすればいいですか？」と言われるだけでは、
困ってしまいますからね・・・バレエやダンスの専門家ではありませんからね・・
TY Body Tuneのトレーニングは、
ダンス・バレエと相性が良いようです。
私はバレエやダンスをやった事がある訳ではありません。
では、なぜレッスンを受けた人が、
長年出来ずにいた動作を表現する事が出来るようになるのでしょう？
それは、ダンスやバレエの表現・動作そのものを直している訳ではないからです。
ダンスやバレエの一つの表現・動作をするにあたって、
その人の体の動作で欠けているところ・違っているところを修正しているのです。
例えばしなやかな体の動きをしたいのだけど、
なかなかしなやかにならない。そんな時には背骨がきちんと曲線的に動くかを見たり、
回転するときに体がぶれるというなら、
そもそもその回転軸はきちんととれているのかといった事だったり、
ダンスやバレエの動作に留まらない、身体機能そのものの問題点をみる訳です。
あともう一つは、体の動かし方の認識を変えてみるような方法です。
腕を伸ばしたり、体を移動させたりする際に、
体のどこから進めるのかというような事ですね。
同じように見えても、一流の人と普通の人ではそういう動作一つでも、
微妙に体を始動させる起点が体の中で違うんですね。
でもその違いが大きく見栄えに影響するのであれば、変えないとならないところです。
決してバレエやダンスのやり方を教えている訳では無く、
出来ない・上手く表現できないという事に対して、
「じゃあこう体を動かしてみたらどうですか？」
と、一つの提案をしているに過ぎません。
でも、その提案は大体ご希望されているようなものである事が多く、
喜んでいただける事が多いです。
という指導方法なので、こんな動きが出来ないと具体的に問題点を把握されている方ですと、
非常にはまりやすく、毎回大きな発見をしてお帰りいただく事が出来ると思います。
同様に他の各スポーツにも同じような指導方法が有効ですが、
ダンスやバレエは立ち姿勢や体の動かし方が見栄えに影響するので、
特に当レッスンとの相性はいいのではないかと思います。
年が明けてなお、新型コロナの感染状況が思わしくありません。
今急ぐ必要はありませんので、少し落ち着いてやってみたいなという時に
是非素敵な体験をして、ワンランク上の景色を目指してください。
