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八巻稔秀

独自のエクササイズで骨格を本来の形に整えるスポーツトレーナー

八巻稔秀(やまきとしひで) / スポーツトレーナー

TYカラダ調整セラピー

コラム

スキーの基礎 ボーゲンをしっかりやっておこう!

2020年2月18日

テーマ:40~70代のための、スキー上達テクニック

コラムカテゴリ:スクール・習い事

こんにちは。

冬の時期は、
普段パーソナルトレーニングを受講されている方を主に対象にした
スキーのレッスンも行っています。

(今シーズンはスケジュールの都合で開催出来ませんでしたが、
ビジターの方向けのイベントレッスンも例年行っています)


今年も東京でのトレーニング指導の傍ら、
スキー場でのレッスンも数回行いましたが、
そこで気がついた事を今回はお話します。


”ボーゲン”が出来ない・・・!



「ボーゲン」

プルークボーゲン

正確にはプルークボーゲンと言います。
スキーの初心者が行う練習というイメージが強いと思います。


なので、初心者・初級者のスキーヤーが自己流で行うと
出来るだけそこを早く通り過ぎて板を揃えて滑ろうとする傾向があります。


現在のスキー板はほぼ全てカービングスキーなので、
板を傾けるだけでカーブをしてくれます。
そのおかげで板を揃えて滑る事が昔より簡単になってはいます。


でも、スキーをしていてこれから
2級や1級のバッジテストに合格したい・
コブ斜面を滑れるようになりたい(1級は不整地を滑れなくてはいけない)

のであれば、
もう一度プルークボーゲンがきちんと出来るか確認してみましょう。




レッスンをして感じたのが、
2級や1級を目指したい・コブを滑りたいとおっしゃる方でも
プルークボーゲンをやってもらうと全然出来ない方が多いという事です。



プルークボーゲンを最初に充分に練習せず、
板を揃えて滑ってしまったのでしょう。



プルークボーゲンは、スキーの基本!基本を疎かにするなかれ!




プルークボーゲンをきちんとやらずに板を揃えて滑ってしまった人の滑りは、
言うならば振り子のようにただ体と板が
ゆらゆら揺れながらターンをしているような感じで、

スキーの基本である、「片側の板に重心を移して過重をかけてターンをする」
事をせずに滑っているのです。
(多くの一般スノーボーダーも振り子ターンで滑っています)



プルークボーゲンを最初に練習するのは、
スピードを抑えつつ、過重のかけ方を習得するためなんですね。


2級や1級の検定では、ちゃんと過重をかけてターンをしているかを
最もチェックしているという事ですし、
コブ滑走ではよりそれが出来ていないとまず滑る事は出来ません。



結構、上記の名付けて「振り子ターン」が身につくと
ボーゲンの練習をしても悪い癖がなかなか抜けづらかったりするので
結構やっかいなんですよね。
逆にまだ初級者だった人の方が早く上達してしまうなんて事も
私のレッスンの中ではよくあります。




以前の記事でも一度ご紹介した、
プルークボーゲンでのブレーキングの練習。


この動作がなかなか出来ないという方が、
どうして出来ないのかというのもずっと考えていました。


ずっと分析していると、
いくつか理由がある事がちょっとわかってきました。

それについてはまた次回、お話したいと思います。

この記事を書いたプロ

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