マイベストプロ東京
八巻稔秀

独自のエクササイズで骨格を本来の形に整えるスポーツトレーナー

八巻稔秀(やまきとしひで) / スポーツトレーナー

TYカラダ調整セラピー

コラム

スキーと膝痛②

2019年8月14日

テーマ:40~70代のための、スキー上達テクニック

コラムカテゴリ:スクール・習い事

股関節を上手に使えないと、膝に負担がかかる


前回の記事に続き、スキーと膝痛についてのお話です。
(スキーに限らず、膝痛の方には参考になるかと)


前回も述べましたが、
膝が痛くなるのは、膝の筋力が無いとかそういう事ではありません。


前回、股関節が上手く使えないと膝に負担がかかると述べましたが、
股関節が上手く曲がらないと、
足の上に重心が上手く乗りません。

スキーの技術においても足の上に体が乗らないのは不利ですが、
障害予防の観点からもマイナスになります。



こんな感じで上半身の姿勢が崩れていると
股関節まわりの筋肉は緊張してロックしてしまいます。



軽くしゃがんだ時、骨格的にはこんな感じだと
最も股関節はフリーに動いてくれます。
スキー 姿勢


お尻の筋肉の柔軟性が、股関節機能アップのカギ!


では、そのように股関節を動かすために、必要な事とは何でしょうか?

それは、”お尻の筋肉が大きく伸び縮み出来るか”です。


トレーニング指導をしていると、
お尻の筋肉が硬い人が多いです。
これは、普段背中を丸めて骨盤が後傾して座っていたり、
その姿勢で動いていても硬くなります。


スクワットの姿勢
このようにしゃがんだ時に、
お尻の皮膚やパンツの生地が座骨の周辺でストレッチされていれば
股関節の使われ方としては良好です。
お尻の筋肉がこうして伸びたところから、
立つ時に縮みます。
これが繰り返されれば、お尻の筋肉はしっかり稼動し、
股関節は大きく動きます。


股関節を動かすためには、お尻の筋肉はリラックス!



筋肉を大きく曲げ伸ばしして使うためには、
出来るだけ抵抗を少なくしないと伸びにくくなります。

ヒップトレーニングで「お尻を締めて」と言ったり、
その状態のまま歩くとお尻の筋肉が鍛えられるとか言う人がいますが、
これをすると股関節の動きはスポイルされてしまいます。
お尻の筋肉も結果的に質の悪い物になると思いますので、
やっておられる方はご注意ください。


関連動画もございますので、
こちらもよかったらどうぞご覧ください。

この記事を書いたプロ

八巻稔秀

独自のエクササイズで骨格を本来の形に整えるスポーツトレーナー

八巻稔秀(TYカラダ調整セラピー)

Share

関連するコラム

八巻稔秀プロへの
お問い合わせ

マイベストプロを見た
と言うとスムーズです

お電話での
お問い合わせ
090-7188-8785

 

指導中電話に出られない事が多いので、出来るだけメールフォームでのお問い合わせをご利用くださいませ。

勧誘を目的とした営業行為の上記電話番号によるお問合せはお断りしております。

八巻稔秀

TYカラダ調整セラピー

担当八巻稔秀(やまきとしひで)

地図・アクセス

八巻稔秀のソーシャルメディア

youtube
YouTube
2024-03-14

八巻稔秀プロのコンテンツ

  1. マイベストプロ TOP
  2. マイベストプロ東京
  3. 東京のスクール・習い事
  4. 東京のスクール・スポーツその他
  5. 八巻稔秀
  6. コラム一覧
  7. スキーと膝痛②

© My Best Pro