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八巻稔秀

独自のエクササイズで骨格を本来の形に整えるスポーツトレーナー

八巻稔秀(やまきとしひで) / スポーツトレーナー

TYカラダ調整セラピー

コラム

【体幹トレーニングの新説】体幹は固めない!背骨をしなやかに動かせるようにすれば、パフォーマンスは上がる!

2019年7月13日 公開 / 2020年9月27日更新

テーマ:日常生活で実践出来る、カラダ調整改善法

コラムカテゴリ:スクール・習い事

昨日の記事で、体幹トレーニングについてお話しました。


スポーツパフォーマンスアップをはじめ
ぶれない体幹は何かとプラスになるような事が言われますが、


動かないように固める必要は無いんじゃないかなというのが、
私の感覚です。


真ん中に芯はきちんとあるけれど、
ある程度しなやかに動くようになっていた方が、
動作はきれいに、スムーズにいくように思うのです。


体幹を固めると、背骨のせっかくの機能が失われる・・



人間には体幹部の真ん中に背骨があります。
背骨は24個の椎骨という骨が積み上がって出来ていて、
そのそれぞれが関節となり、曲がったり回ったりします。

背骨の機能

左・前後に曲げる「屈曲・伸展」という動作。
中・左右に曲げる「側屈」という動作
右・左右にひねる「回旋」という動作

以上の動作を、背骨は行います。


投げる・蹴るといった大きな動作はもちろん、
走る・歩くといった基本的な動作も、
四肢と連動して背骨が動いています(本来は)。


しかし前回も紹介したような体幹トレーニングで
体に力を入れて姿勢を固定すると、その動きに制限がかかります。
体に力を入れる癖をつけると、股関節や肩関節の動きも悪くなります。

免震構造のビルのように、「復元力」をつければいい。



地震の多い日本では、
高層ビルを建てるときに「免震構造」というのをを採用しているそうです。
地震の揺れに対して敢えて建物をしならせるように揺らして地震の衝撃を逃がし、
建物の倒壊を防いでいるそうです。

人間の体もこの発想でいいのだと思います。
そう、何も「動かないように」頑張る必要は無いのです。

元々の姿勢の位置を把握して、
そこに戻って来られるような体にすればいいのです。


スポーツやダンスの時、「力を抜け」と言いますよね?
それはその方が思うように体が動きやすいからです。



力が抜けて背骨が自由に動く状態にしてあげると、
背骨は固まることなく、体幹は自由に動作が出来ます。
体勢が無理なく維持できるだけでなく、
必要な動作もしやすく、逆に力も入れたいときにパッと入ってくれるのです。

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