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藤井智英

高齢者の住替え・相続空き家問題に特化した行政書士

藤井智英(ふじいともひで) / 行政書士

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コラム

自宅から老人ホームへの住替え

2016年6月17日

テーマ:高齢者の住替え

コラムカテゴリ:法律関連

高齢者の住替え




高齢者が自宅から有料老人ホームなどへ住替えをする場合、ほとんどの方は自宅よりも狭いスペースに引っ越すことになります。そこで問題になるのが長年蓄積した家財道具の処分です、最近「断捨離」という言葉を耳にするようになりましたが、実際に家財道具の整理を始めると何となく想い出のある品物を使わないかなぁと思いつつも捨てられないのが人間の「性」です。しかし、自宅にある家財を全て老人ホームに持ち込めるか?というとそれも無理な話ですので、ある程度の家財は捨てるか、売るか、という事で処分しなければなりません。最近は、不用品の処分業者もかなり増えており、私が、普段お手伝いしているケースでもほとんどが業者さんに依頼しています。

不用品の処分業者選びは慎重に




実際の作業では処分する家財も2トントラック数台分、というケースがざらですので、とても高齢者のお客様が自分でやるという訳には行かないのです。ネットなどで検索すると、かなり価格が安いところもありますが、気をつけなければいけないのは、安いなと思って依頼してみたら、引き取った家財の処分方法が「不法投棄」だったというケースです。

実際に国民生活センターのHPなどを見ますと、「不用品回収します」と訪問され、パソコンディスプレイと自転車を渡して処分代金を払った。後日、回収品が道路脇に捨て去られていた。」といった事例も報告されています。

また、見積もりで安いと思って依頼をして作業をしてもらったら作業が終わった後になって、様々な理由を付けて追加料金を請求され、「そんなのおかしい」と抗議すると、では積み込んだ荷物を降ろして置いて行くと言われ、納得行かないけど代金を支払ってしまったというケースもあるようです。

そうならない為には、追加料金の有無や料金体系、一般廃棄物収集運搬許可(廃家電等の引取り)、古物商許可(買取り)など事業に必要な許可を受けている業者なのか?等もキチンと確認して信頼出来る業者に依頼するようにしましょう。

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