岩瀬ゆふプロのご紹介
ようこそ朗読の世界へ。読み手が紡ぐ物語をそれぞれの想像力で自由に味わう(1/3)
声と表情による表現にこだわり、時代を超える名作を題材に朗読会を開催
東京都町田市を拠点に朗読会を開くのは、「花いかだ」の岩瀬ゆふさん。演劇で培った表現力をもとに、聴衆をひきつけています。
今まで上演したのは、木下順二の戯曲「夕鶴」、太宰治の短編「走れメロス」、山本周五郎の時代小説「五辨の椿」、野坂昭如原作の「火垂るの墓」など。時代を超えて愛される名作の中から、8月は戦争を題材に選ぶなど、時節や客層も考慮してテーマを設定しています。
「上手に読もうと思ったことはありません。作者の魂が込められた、素晴らしい言葉の数々を丁寧に紡ぐ中で、受け取り手が何かを感じてくださればいいなと、それだけです。聞く方に『情景が浮かぶ』と言っていただけるのが、一番の喜びですね」と岩瀬さん。衣装などで視覚的にアプローチしていく朗読会もある中、あくまでも声と表情でストーリーを描くことにこだわり、背景や小道具といった演出はつけません。
「チームプレーである演劇は、演者に一つずつ役が割り当てられ、セリフをやり取りしながら一緒に作り上げていくものです。一方、朗読は1人で語り手のナレーションと登場人物全てを演じ分けなくてはならず、ある意味では孤独な作業です。1人で壮大な世界観を繰り広げるのは難しく、毎回試行錯誤ですが、それが醍醐味でもあります」
準備には3~4カ月の時間をかけ、その間は常に作品に親しんでいるとか。
「良い物語は毎日読んでも飽きず、むしろ読み込むうちに見えてくるものがあります。毎回発見があり、修正すべきところがあり、終わりがないんですよ」とほほ笑みます。
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