コラム
見守りサービスで相続する財産を守る
2023年5月31日
単身高齢者の方の相続する財産がある中で、孤独死の長期未発見によって財産を減らしてしまう原因となります。
今回のケースでは、どういった問題があって、どのように対策をしていくかの例を紹介していきます。
孤独死の長期未発見によって起こる問題
賃貸と持ち家で少し異なりますので、ケースによって紹介していきます。
持ち家の場合
持ち家を相続を考えられている方、相続される方にも認識をしておいていただきたいのですが、長期未発見となっているということは、「事故物件」として取り扱いされてしまいます。
そうなってしまうと、
・清掃なども、特殊清掃となってしまうため、費用負担が大きくなっていきます。
・不動産の価値が大きく下がってしまいます。
・不動産の売却もなかなか進まない。
・空き家として、固定資産だけ支払いをする状況になります。
こういった問題が考えられます。
賃貸にお住いの方
持ち家同様、借りている物件が「事故物件」となってしまいます。
そうなると、
・清掃が特殊清掃となってしまい、費用負担が大きくなってしまう。
・片付けも早々に行えないと、残置物に対して所有権放棄などの手続きが必要になる。
・発見までの期間の家賃が滞納せている場合があるので、遅延損害金なども発生する場合がある。
・家主の方、オーナーに迷惑をかけてしまう。
こういった問題が考えられます。
財産を守るための対策
では、どうやって対策をしていくことがいいのか?
・損保で孤独死用の保険に加入をする。
・スムービングサービスを利用する。
よく案内される内容ではこちらが多いと思います。
しかし、、、早期発見が出来るわけではないので、「事故物件」としての扱いは変わらないですよね。
実際にかかってくる実費のところは、保険で賄える部分も多く出てくると思います。
ですが、根本的な「財産を相続する」という視点で見てみると価値を下げたり、放棄しないといけないところにつながってきます。
見守りサービスで財産を守る
見守りサービスで財産を守るというのはどういうことか?
毎日の見守りで早期発見をする
弊社でも、見守り代行サービス「mamocare」を行っていますが、命を守れるということはありません。
センサーの設置を行い、日々の安否確認を行うことで、動きがあることで今日も生活をしているということが確認が取れます。
ですが、決まった時間に、センサーに反応がなかった場合、亡くなっていることも含めて確認に動く必要があります。
弊社では、まず、センサー設置のご自宅の居住者に連絡をします。
連絡が取れない場合は、緊急連絡先として設定していただいた方へ連絡をします。
その方に、ご自宅にも訪問していただくようお伝えをしています。
それにより、「24時間〜30時間以内の発見!」というところにつながっていきます。
発見が早ければ、自然死のため、特殊清掃が入らない状況にすることで、「事故物件」となることを防げます。
まとめ
「見守りサービスで財産を守る」というのは、
見守りサービスを利用することで、早期発見へとつながり、かかる費用を必要最低限とし、不動産等の価値やを下げないようにする。
これだけのことです。
毎日顔を合わせたり、連絡を取り合っている方であれば、この見守りも必要ないかもしれませんね。
財産を残す方も、財産を受け取られる方も、日々の連絡や見守りサービスの活用で「財産を守る」ということも考えていただければと思っています。
不動産オーナー、管理会社の方へ
実は、こちらは不動産のオーナーの方も自分たちの財産を守るために単身高齢者の方を拒否するだけでなく、「空室対策」「財産を守る」という2つの点で、単身高齢者の方の入居は、見守りサービスをつけておき、スムービングサービスや孤独死向けの保険も一緒に活用をすることで、
「今」と「これから」の「財産を守る」
というところも考えていけるのではないかと思っています。
相続対応などをしている事業者様へ
相続の手続きだけを行うのではなく、その方の財産を少しでも多く守ってあげれるようにする。
こういったところも、知らない方は多いので伝えていっていただければと思っています。
各事業者様のオプションとしても弊社のサービスは利用可能です。
そして、個人の状況に合わせた見守りも弊社ではお話可能です。
ぜひ、お問い合わせください。
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