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加賀山貴文

IoTを活用して家族の安心をかなえる見守りアドバイザー

加賀山貴文(かがやまたかふみ) / 見守りサービスアドバイザー

iCAコンサルティング株式会社

コラム

スマートホームで離れて暮らす親、単身高齢者の熱中症対策

2023年5月22日

コラムカテゴリ:くらし

5月下旬となり、気温も高くなってきており、ニュースなどでも熱中症で救急搬送されたなど聞くことが増えてきましたね。

生活環境の中でも、熱中症対策もしておくことが必要だと思います。

熱中症になり救急搬送されている方の中で、自宅にいる高齢者の割合が増えています。

親と離れて暮らしている方は、この時期になるとちゃんとエアコン入れいているか、水分取っているかなど、心配になることも多いと思います。

熱中症を防ぐためにもエアコンを利用し室内の温度を下げることは必要ですよね。

でも、エアコンをつけてない高齢者の方も多いので、その心配を解決するサービスの紹介です。
電気代の値上がりなどで、今年は特に節電と言ってエアコンをつけない方も増え、熱中症が増えるのではないかと言われております。
 

 

熱中症について

救急搬送される方について


グラフを見てわかるように、4年前よりは水準としては減ってきているのもわかりますが、平成29年と比べると高い水準のまま推移している状況です。

 大丈夫でしょと思っていても、しっかりとした水分補給と室内の温度などをチェックしておかないと倒れてしまう事もあるので要注意となります。

特にお一人で暮らしている方であれば尚更注意をしてあげる必要があるとおもいます。

 

救急搬送される年齢層の違い




年齢区分別にみると65歳以上の高齢者が最も多く、全体の半分以上を占めている。

少年の発生比率が下がっていっている分、高齢の方の比率が年々増加している状況です。

 年々気温も上昇していく中で、年齢とともに体力も落ちてしまうので、大丈夫だよ!と言われていてもこまめにチェックをしていく必要があると思います。

 

発生場所について



救急搬送される際、住居内での発生が43%と最も高く、外出を以前よりも自粛している分自宅内での熱中症となる方の割合は多い。

 寝ている時に熱中症になることもあるので、朝から暑いときは、室内の温度もしっかり下げていかないと知らず知らずのうちに、体内水分が足りなくなっていたり、暑さで倒れないように注意をしてあげる必要があります。
 

「mamocare」見守り代行サービスでの熱中症予防

弊社が行っている見守り代行サービス「mamocare」で、導入しているセンサーでは、室内の温度もわかるようになっています。
1時間単位で室温もわかるので、30度以上の室温となっていて、室内での動きが感知されている場合に、エアコンや扇風機などで室温の調整をすること、水分補給など行っていただくような連絡を行うように動いております。


スマートホームを活用した熱中症対策

スマート家電リモコンなどを活用して、室内の温度が高温になった際に自動的にエアコンをつけるようなサービスもあります。
連絡などだと面倒な場合は、別途、このようなサービスを活用をし、熱中症対策をしていく必要があると思います。
参考記事
 

まとめ


このように、弊社でも熱中症予防に向けた動きを開始していきます。
何かあってからでは、もう遅い。
そのための対策をしていく必要があります。

年々暑い日が続いています。

ご自宅にいても健康被害は起こるので、そのための対策や環境づくりは大切となっていきます。

エアコンを使う前には、ちゃんと冷たい風が出ているのか?などもチェックが必要です。

そして、エアコンのフィルターや中にカビやほこりがあると、別の健康被害へとつながる可能性があります。

ちゃんと事前のチェックをした上で、生活環境を整えていきましょう。

この記事を書いたプロ

加賀山貴文

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