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  1. コミュニケーション不足は、経営リスクをもたらす、社内コミュニケーションがとれている企業のメリットとは
内田ひとみ

女性のキャリアを戦力化し活躍人材を創るキャリアコンサルタント

内田ひとみ(うちだひとみ) / キャリアコンサルタント

株式会社HUGRES(ハグリス)

コラム

コミュニケーション不足は、経営リスクをもたらす、社内コミュニケーションがとれている企業のメリットとは

2020年4月1日

コラムカテゴリ:ビジネス

社内コミュニケーションの重要性

「社内コミュニケーション」という言葉にどういったイメージがありますか?

「仕事上での情報共有を行うこと」といったイメージを持つ方が多いのではないでしょうか。
ほかにも「業務と関係のない話が増え、業務効率化の妨げになっている」といったイメージを持っている方もいらっしゃるのでは?
しかし、それは必ずしも正解とはいえません。

常にコミュニケーションを取っていない関係性においては、ここぞというときの重要な情報も明確に伝わっているのかどうかを判断することは難しくなります。つまり、つまらない雑談に思えることも、互いの関係性を構築していくうえでは、決して無駄ではないことも少なくありません。

また会社では、部署やチームで固まってしまい、それ以外の人たちとのコミュニケーションは希薄になってしまうことが往々にしてあります。

業務に集中するといった視点からは間違いではありませんが、新しい発想が生まれにくい環境になってしまうことも確かです。

時には、まったく異なる部署、チームの人たちとたわいもない話をすることで、自部署にはない新しいアイデアやヒントを得るきっかけになります。

会社全体の風通しをよくするという意味でも、業務にかかわることの情報共有はもちろん、業務以外のコミュニケーションを取ることは重要です。

これは、経営層以上に現場で実際に働いている社員が強く感じていることであり、社内コミュニケーションの活性化は、多くの企業にとってすぐに取り組むべき重要な課題と言えるでしょう。

社内コミュニケーションが取れない原因

それだけ必要とされている社内コミュニケーションですが、実際にはしっかりと行われていない企業が多いというデータもあります。

人事関連のポータルサイト「HRプロ」が2016年8月に行った調査によると、「社内のコミュニケーションに課題があると思うか」といった問いに対し、74%近くが「課題があると感じている」という結果が出ています。

特に「部門間・事業所間(68%)」「経営層と社員(51%)」でのコミュニケーションに課題があると回答している企業が、多い傾向にあります。これにより縦のつながり、横のつながり、いずれの方向も「しっかりとコミュニケーションが取れていない」と感じている企業が多いことがわかります。

同調査では、74%が社内コミュニケーションの不足は業務の障害になると回答しています。これだけ社内コミュニケーションが重要であるとわかっていても、実際には多くの企業がうまく取れていないのはどういった理由があるのでしょう?

調査結果を見ると、「組織風土・社風」「対面コミュニケーションの減少」「コミュニケーションスキルの低下」の3つが上位となっています。

つまり組織として風通しが悪く、コミュニケーションを取りやすい環境になっていない。そしてメールやチャットなどITツールの普及により、直接対面でコミュニケーションを取る機会が減少し、その結果、コミュニケーションスキルも低下してしまうことが、社内コミュニケーションをうまく取れない原因となっているようです。

社内コミュニケーションがもたらすメリットとは?

社内コミュニケーションが取れることのメリットは、すべての社員に対して情報共有がなされることで業務の属人性が減少し、業務遂行のスピードアップが目指せることが挙げられますが、それ以外にも次のようなメリットがあります。

【部門間・事業所間を超えたコラボレーションが生まれやすくなる】
多くの企業が部門間・事業所間でのコミュニケーションに課題があるという調査結果がありましたが、社内コミュニケーションが活性化すれば、部門間・事業所間での情報共有も活発になり、これまでにない新たな創造力が生まれる可能性があります。

【企業自体の風通しが良くなる】
情報共有が当たり前となると、トップダウンだけではなくボトムアップによる新しいプロジェクトの発案なども増え、業務自体の風通しも良くなります。
またそれにより、現場社員のモチベーションがアップし、生産性が上がる。若手にもチャンスが与えられるということで、採用活動にも良い影響が出るなど、さまざまな場面での効果も期待できるようになります。


多くのメリットがあるといっても、すぐに現状を変えることは難しいでしょう。特に、長らく続いている企業風土や慣習を変えることは簡単ではないかもしれません。

しかし、だからといって現状のままでは企業価値を下げてしまうことにもなりかねません。社内コミュニケーションに課題を感じているのであれば、まずは企業風土の見直しからはじめてみてはいかがでしょう。

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