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  1. ミドルマネジメント(中間管理職)の役割を理解して育成することが組織のパフォーマンスを最大化させる!
内田ひとみ

女性のキャリアを戦力化し活躍人材を創るキャリアコンサルタント

内田ひとみ(うちだひとみ) / キャリアコンサルタント

株式会社HUGRES(ハグリス)

コラム

ミドルマネジメント(中間管理職)の役割を理解して育成することが組織のパフォーマンスを最大化させる!

2020年3月25日

コラムカテゴリ:ビジネス

ミドルマネジメントが担う役割とは


企業の中核を担うミドルマネジメント。その役割は多岐にわたります。具体的には、次の3つが特に重要な役割です。

【1:現場のマネジメント】
企業の経営方針は、基本的には経営層が決定します。ミドルマネジメントは、その決められた経営方針を現場において部下である社員に伝え、達成できるようマネジメントを行うことです。
またミドルマネジメントは、経営層に比べ現場感覚を把握しているため、実現が難しいことに対してはしっかりと経営層に対して伝えていくことも求められます。この経営層と現場をつなぐのがミドルマネジメントの役割です。

さらに、社員それぞれの得手不得手を把握し、それに応じた業務の振り分け、モチベーションアップ、長時間労働にならないためのスケジュール管理や個々のタイムマネジメントの把握といったことも、ミドルマネジメントの役割の1つです。

【2:職場環境の構築と改善】
業務効率化を進め、生産性をアップさせていくにはすべての社員が気持ちよく業務を行える環境づくりが欠かせません。

社員とのコミュニケーションを絶やさず、問題や課題があればできるだけ早めに改善していき、社員が能力を十分に発揮できる環境をつくることが求められます。

【3:部下の育成】
部下の育成は、ミドルマネジメントにとって、最も重要な役割であるといっても過言ではありません。
基本的にミドルマネジメントは業務の統括、割り振り、職場環境の雰囲気づくりがメインであり、業務を遂行していくのは部下である社員です。そういった意味でも、業務を成功させるためのスキルを持ったリーダーを育成できなければ、いつまでたっても生産性を上げることはできません。

ミドルマネジメントに必要なスキル

ミドルマネジメントに必要とされるスキルは主に3つあります。

1つは経営方針を理解し現場で形にしていく理解・実行力。2つめは現場を統率し、管理するためのマネジメント力。そして3つめが現場の環境をよくしていくためのコミュニケーション力です。それぞれ詳しく見ていきましょう。

【理解・実行力】
自社の経営方針やプロジェクトの内容を正しく理解するためには、論理的思考、水平思考、批判的思考といった思考力が求められます。また、それを実行に移していくには好奇心や探求心、チャレンジ精神といった積極的な姿勢や、プレゼンテーション力、判断力、決断力も必要です。

【マネジメント力】
たとえば新規プロジェクトのためのチームをつくり、統率していくにはリーダーシップ、メンバーの力量を見極める洞察力、納期までに業務を滞りなく進めていく管理能力、全体の流れのなかで業務の進捗を理解する俯瞰力や客観的な判断力。そしてトラブルが発生した際の処理能力、改善策を臨機応変に考える力などが必要です。
また場合によってはミドルマネジメント自らがプロジェクトを進めていくためのビジネスセンス、交渉力、専門分野に対する知識が求められることもあります。

【コミュニケーション力】
現場の環境をよくしていくためには、ミドルマネジメントのコミュニケーション力が必要ですが、これに加え多様性への理解、コーチング力、柔軟性、受容性やカリスマ性が求められることもあるため、常に現場での対話を欠かさないことが重要です。


ミドルマネジメントが伸びない理由

実際に業務を遂行するポジションから、管理が主な業務となるミドルマネジメント。この移行がスムーズにいかなければ当然、企業としての成長スピードも落ちてしまうことになります。

業種にもよりますが、競合他社が国内だけではなく海外にも広がり、スピードが求められる現在。管理者としての教育がしっかりとなされていないままに、ミドルマネジメントになってしまうケースも少なくありません。

マネジメントに関する教育がなされていないままミドルマネジメントになれば、プロジェクトの成功確率も落ち、結果として、そのしわよせは責任者であるミドルマネジメントに集中します。この悪循環により、いつまでたってもミドルマネジメントとして成長がない状態になってしまうのです。

ミドルマネジメント育成のポイント

企業として確実に発展していくためには、ミドルマネジメントの成長が欠かせません。そこで育成のポイントとして考えられるのは、次の2点です。

【1:ミドルマネジメントの業務負担の軽減】
役割を見てもわかるように、ミドルマネジメントが行うべき業務は重要なものばかりであり、多岐にわたります。そのため、負荷も大きくなります。
まずはこの負担を分散し、現場レベルで複数人で対応できる構造に変えていく必要があります。

【2:ミドルマネジメントのモチベーションアップ施策】
ミドルマネジメントとして成長していくための支援を積極的に行うこと。そして賃金アップ、功労賞制度など、ミドルマネジメントとしての業務を認め、モチベーションがアップする施策を打ち出すことが成長にもつながっていきます。

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HUGRES 内田ひとみ
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