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堀内正優

価値あるネーミングやデザインを商標・意匠で守る弁理士

堀内正優(ほりうちただまさ)

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コラム

居酒屋さんのための商標登録

商標登録の訴訟事例と業界事例

2016年3月11日 / 2016年7月28日更新


大手居酒屋チェーンの登録商標における訴訟はテレビや新聞で話題なります。
ただ、個人で経営する居酒屋さんであってもこういった訴訟は無縁ではなく、いつ商標権の侵害で問題が発生するかわかりません。
ここでは、居酒屋の屋号などを商標登録する場合の注意点を紹介します。

居酒屋の登録商標における争いについて

大手居酒屋チェーンの「笑笑」と類似する看板を掲げて営業していた居酒屋さんが、商標法違反の疑いで警察の家宅捜索を受けたことは記憶に新しいです。

「笑笑」を経営するモンテローザは「笑笑」を商標登録していましたので、商標権者であるモンテローザが、この居酒屋さんを刑事告訴したのです。
たとえ、個人の居酒屋であろうとも、商標権を侵害する行為が明らかになれば厳罰が下ることは免れられません。

商標を使う居酒屋さんの信用を守ることと、居酒屋に通うお客さんの利益が守らなければなりませんので、お客さんがモンテローザの「笑笑」に入店したはずが、違うお店だったなんてことは、あってはならないことです。

一方、モンテローザは「笑笑」を経営する他に「魚民」も経営しています。
この「魚民」とワタミフードサービスが経営する「和民」は、お互いの店の屋号や看板の商標の使用において10年以上も争っていました。

商標登録することで居酒屋のブランド力も向上する

商標権を取得すると日本国からお墨付きを頂いたことになり、居酒屋の屋号や提供されるメニューのブランド力が向上します。
しかし、同一もしくは似通った屋号やメニューの名前が、他の居酒屋で使用されるとオリジナリティーが無くなり、ブランド力も下がり、売り上げにも影響してくるかもしれません。

商標権を取得すると似通った屋号やメニューの名前に対して意図的に模倣したか、または、たまたま類似しているかには関係なく差し止めができますので、商標登録したほうがよいです。

既に商標登録していても、読み方、商品区分、有効期限をしっかり確認

時間をかけて考えた居酒屋の商号やメニューの名前であっても、商標調査をしたらすでに同じ商号やメニューが登録をされている場合もありますが、読み方、商品区分、有効期限をしっかり確認しましょう。

商標登録しようとする居酒屋の商号やメニューと登録済みの商標が漢字や英語であった場合、カタカナに変換し特許庁の特許情報プラットフォームの称呼検索を行いましょう。
また、商品区分も確認しましょう。

読み方や商品区分が異なれば、商標登録できる可能性があります。
一方、商標権の存続期間は10年で、更新手続が行なわれていなければ、有効期限が切れてしまい登録が抹消されます。
>>レシピや料理メニューの商標登録は可能か?

主な業界の商標登録

店名・屋号の商標登録
パン屋さんのための商標登録
音楽レーベルの商標登録
化粧品業界の商標登録

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