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古川弘恵

おもてなし術と心の磨き方を伝えるおもてなしエバンジェリスト

古川弘恵(ふるかわひろえ)

サロン・ド・英華

コラム

アフタヌーンティーを楽しむために、少し高級感をだす身だしなみと小物の使い方

イギリスの優雅な雰囲気を体感できる伝統的なアフタヌーンティー。
飲食を楽しむことよりも、社交の場として役割が大きく、食器や食べ物、室内装飾、花、インテリア、会話の内容、服装やマナー、エチケットなどの知識が要求されました。

現在は、簡略化されてハードルが低くなりましたが、高級ホテルやレストランなどでのアフタヌーンティーでは、せっかくなら正式な服装やマナーで楽しんでみませんか。

アフタヌーンティーのマナーのひとつ“身だしなみ”で注意するポイント

貴族の社交場としての意味があった格式の高いアフタヌーンティーは、服装のルールが厳しいのではと心配されるかもしれませんが、実際は厳格なドレスコードはありませんでした。

現代の日本で楽しむことができる高級ホテルやレストランなどでのアフタヌーンティーでの服装は、お店がドレスコードを決めていなければ、スマートカジュアルがベスト。ホテルなどでドレスコードがある場合もスマートカジュアルが一般的です。

スマートカジュアルとは“堅苦しくなく、清潔感があり、上品さのあるファッション”をイメージするといいでしょう。カジュアルとつくと勘違いされる方がいらっしゃるのですが、背中や胸元が大きく開いた肌の露出が多い服装やジーンズやパーカー、サンダル、スニーカーなどのラフ過ぎるファッションは避けてくださいね。

基本、あまり肌を出さないほうが良いとされています。
アフタヌーンティーはローテーブルを使用し、ソファに座ることが多いので、立っている時よりもスカートの丈が上がってしまうことを想定し、少し長めのスカート丈やフレアータイプのファッションをセレクトするといいですよ。

ロングドレスを着る必要はありませんが、ワンピースや絶妙な長さのミディ丈のスカートなら上品でアフタヌーンティーには最適ですね。スリットが深いスカートは肌が露出してしまうので注意が必要です。

着物なら訪問着がいいでしょう。男性の場合はスーツでなくても革靴にジャケット着用であれば問題ありません。

大きな荷物や冬の場合にコートがある場合は、入店時にお店へ預けるようにしてください。席の周りに荷物が多いのはマナー違反とはいいませんが、サーブしてくださる方の邪魔になったり、ゆっくりくつろいで座るためにも、そして何よりもスマートではないからですね。

アフタヌーンティーの装いでは腕時計で気品をアップさせましょう

アフタヌーンティーは基本的にローテーブルで提供されますので、ソファとテーブルの距離が離れている場合は、右手で紅茶のカップを、左手でソーサーを持ちます。紅茶を飲むときは胸の下ぐらいまで水平に持ち上げます。飲んでいないときはそのままの位置でカップを置くか、膝の上に置くように持ちます。カップとソーサーはいつでもセットにしておくことが上品なマナーとされます。

こうしたマナーのあるアフタヌーンティーにおいて、華美なファッションをする必要はありませんが、場にふさわしい大人の女性として年相応の品格を身につけておきたいものです。

シンプルなファッションでも一点本物の小物を身につけることで気品を上げることができます。

例えば、紅茶を飲むときなどは、ソーサーをもつ左手につけた腕時計が目を引きます。また、ティーフードを取るのもいただくのも左手、なのでそのたびに目につくものです。
品格を感じさせるなら、その場にあったステイタスを感じさせる一生ものの腕時計でもいいですし、有名ブランドでなくても品質の高い素材を使ったその方らしさが漂うような上質な腕時計を身につけて欲しいと思っています。

アフタヌーンティーのマナーとして音が出ないジュエリー選びを

アフタヌーンティーのティーフードは、基本的にフィンガーフードタイプなので手でとり、必ずお皿に置きます。一口サイズの場合は手で食べ、一口で食べきれない大きさなら手で一口大にしてから食べます。

スコーンは手でお皿にとり、ナイフもしくは手で横から半分に割ります。ジャムは一口ずつ塗って食べます。かじったり、細かく割ってボロボロにしてしまうのはNGです。スコーンのイギリス流の食べ方に関しては、また後程詳しくご紹介いたしますね。

このようにティーフードを食べる際は手を使いますので、大ぶりのアクセサリーはおすすめできません。それにソファでローテーブルに向かうので大ぶりのネックレスやブレスレットなどをつけているとジャラジャラと音がでてしまったり、ひっかけたり、食器を傷つけたりしますので、どうぞご注意ください。

20代くらいの方でしたら、プチプラのアクセサリーでも良いかもしれませんが、30代以上の方ならネックラインに沿ったパールのネックレスやダイヤモンドやカラーストーンが輝くワンポイントのペンダントなど、上品な本物のジュエリーを身につければ、まさに品格ある女性の社交の場にふさわしい、より気品あふれるひとときを楽しめることでしょう。

品格のある本物のジュエリー&ウォッチを身につければ、よりご自身を輝かせてくれます。

一緒に過ごしている方、周りでアフタヌーンティーを楽しんでいる方への配慮のためにも、不快に感じさせないような身だしなみは、まさに「装いはおもてなし」であり、マナーでもあります。場にふさわしいご自身に似合うモノを身につけてアフタヌーンティーをもっと楽しんでいただければと思います。

この記事を書いたプロ

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