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浜田純子

〝気付き〟によって自発的行動へ導く接遇マナー講師

浜田純子(はまだじゅんこ)

株式会社モアグロウ

コラム

【人事】 企業はフリーターの採用をどう考えているか?

最近の動向

2010年9月3日 / 2012年3月16日更新


厚生労働省は、昨日9月2日に、『平成21年若年者雇用実態調査結果の概況』 を発表しました。

この中に、企業におけるフリーターの採用状況、およびフリーターへの評価についてのデータがありましたので、ご紹介します。

  ※ この調査において、若年者とは、15~34歳の労働者を指します。




1.正社員の求人にフリーターが応募してきた場合の対応

   採用する場合がある     87.5%
   採用しない     8.1%              
              

2.【フリーターを採用するとした事業所について】
  どのような態度、能力を身につけていた時に正社員に採用するか

   職業意識・勤労意欲      62.4%
   マナー・社会常識      49.7%
   組織への適応性      29.6%
   コミュニケーション能力      21.2%
   業務に役立つ職業経験      20.9%
   業務に役立つ専門知識や技能      20.7%
   業務に役立つ資格や免許      18.3%
   チャレンジ精神      16.0%
   遵法精神、コンプライアンス意識      5.5%
   柔軟な発想      4.1%
   豊富な人脈      0.9%
   語学力      0.4%
   その他      1.4%


3.フリーターであったことをプラスに評価するか、マイナスに評価するか

   プラスに評価する      3.0%
   評価にほとんど影響しない      73.8%
   マイナスに評価する      18.5%
  

4.過去3年間のフリーターの応募採用状況

   正社員を採用する予定があった48.0%の事業所のうち、
   「フリーターの応募が可能だった」は36.9%
   そのうち「採用にいたった」は11.6%



5.産業別のフリーターの正社員採用状況

   宿泊業,飲食サービス業      21.6%
   生活関連サービス業,娯楽業      15.8%
   建設業      13.1%





厚生労働省 『、『平成21年若年者雇用実態調査結果の概況』 より
http://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/koyou/young/h21/index.html
 





この中でも、2の  『フリーターがどのような態度、能力を身につけていた時に正社員に採用するか』 という調査結果は、
大変興味深いものです。

また、3 にあるように、
フリーターであった事自体は、ほとんど評価に影響しないという企業が、73.8%もあります。


裏を返せば、フリーターであろうとなかろうと、
その人に、職業意識・勤労意欲、マナー・社会常識、組織への適応性、コミュニケーション能力など、
企業が求める能力があるかどうかが重要だということです。

「この人は、うちの会社で役に立つ」 と思えば、多くの企業は採用するのです。


若者の就職は困難を極めていますが、
就職が厳しいからという先入観にとらわれることなく、企業の求める人材像を知り、
自分の良さをうまくアピールして、ポジティブにチャレンジしていく事が大切なのだと改めて感じます。




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