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コラム

住宅ローン5,000万円の返済ってどんな感じ?年収700万円や800万円ではどう?

2018年9月3日 公開 / 2019年7月4日更新

テーマ:住宅ローン×返済

コラムカテゴリ:お金・保険

コラムキーワード: 住宅ローン 借り換え住宅ローン 固定金利住宅ローン 審査

「宅購入後の家計が不安」とおっしゃる人のために、住宅ローンの返済イメージをお伝えするシリーズです。

借入額4,000万円(住宅ローン4000万円の返済ってどんな感じ?【年収700万円)についてはご紹介していますが、マンション価格の高騰(2018年現在)も踏まえ、今回はのテーマはもう少し高額のローンです。「借入額5,000万円」「世帯年収は700万円~800万円」のキーワードで考えていきます。





年収倍率からみると年収800万円でギリギリ?


住宅取得時の借入額の平均は住宅金融の「2017年度フラット35利用者調査」によると、価格が高めの新築マンションでも約4,300万円となっています。

【参考】 購入物件の種類ごと「平均借入額」の差
・土地付注文住宅 約4,000万円
・建売住宅 約3,300万円
・新築マンション 約4,300万円


出典 「2017年度 フラット35利用者調査」


これらより、購入価格でさえ平均額は3,300万円~4,300万円であることがわかります。
多くの人は1~2割程度の頭金を入れることもふまえると、「借入れ額5,000万円」のケースは、物件価格は5,500~6,000万円程度であると推測できます。この価格帯なら、高額物件といっていいでしょう。

年収倍率から考えると、少し厳しい


借入額の妥当性を考える指標のひとつに「年収倍率」があります。年収倍率とは、住宅価額が「年収の何倍に相当するかの比率」をいいます。
通常年収倍率は5~6倍程度が妥当とされていますので、5,000万円の物件価格な833万円~1,000万円台の年収世帯が購入するのが妥当ということに。
年収700万円~800万円程度の世帯では少し厳しいかもしれません。

ただし、年収が今後上昇する世帯ならもう少し楽観的になれますし、貯蓄があれば安全性を高めることもできます。
さらに、居住費にどれだけお金を割けるかも、購入の妥当性を計るカギになります。年収倍率からいうと購入が少し厳しいと思える世帯は、毎月の負担感から家計にとって無理がないかどうか判断してみましょう。

 5,000万円借りたときの毎年返済額は?


5,000万円を借りた時に返済額の負担がどの程度なのかご紹介します。

【借入条件】
金利:1.8%(全期間固定)
返済方法:元利均等返済・ボーナス払いなし
返済期間:30年・35年の2通り

【返済期間30年】
・毎月返済額 18 万円
・総返済額 6,475 万円

【返済期間35年】
・毎月返済額 16.1 万円
・総返済額 6,743 万円

毎月の負担を見て、「このくらいなら払えそう」と思った人もいれば、「ちょっと難しい」と感じた人もいるでしょう。ただ、上記の数字だけを見て判断するのは危険です。借入金の返済以外の出費も含めて考えましょう。

住宅価格以外も高額になりがちなので注意


実は、高額物件を購入した方の中には、頭金を入れて借入額を減らしたにもかかわらず、返済が苦しくなってしまう人がいます。借入額を減らしても、高額物件ゆえに固定資産税や修繕費も相当な額になるからです。

固定資産税は自治体が土地・家屋の評価額をだして算出されます。自治体による評価額はおおむね市場価格と比例するので、物件価格が高ければ納税額も高くなると考えてください。

一戸建ての高額物件は、材質や造りがいいので修繕の頻度は低くて済むとされています。しかし、床面積や庭の規模が大きければやはりメンテナンス費用は高くなる傾向に。セキュリティや設備が整っている高級マンションの場合も、管理費や修繕積立金は一般的に高額です。

特に管理費や修繕積立金は経過年数とともに値上がりすることもあり、定年後は大きな負担になることがあります。
住宅ローンの負担感をご紹介しましたが、余裕を持って購入していくことが大切ですね。

※本記事は、執筆当時の情報を元に作成されています。
※その後の情報更新は、随時しておりますが、完全ではないことをご了承ください。

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この記事を書いたプロ

横山晴美

住宅購入を通して家計相談にも乗るFP

横山晴美(ライフプラン応援事務所)

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