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横山晴美

住宅購入を通して家計相談にも乗るFP

横山晴美(よこやまはるみ)

ライフプラン応援事務所

コラム

住宅ローン4,000万円の返済ってどんな感じ?【年収700万円・子供1人世帯】

住宅ローン×返済

2018年5月24日

「宅購入後の家計が不安」とおっしゃる人のために、住宅ローンの返済イメージをお伝えするシリーズです。

世帯収入700万円の共働き世帯が3,000万円の住宅ローンを組むと、どのように返済していくことになるのか?
具体例を挙げて解説していきたいと思います。

【前提条件】
夫:手取り年収 400万円
妻:手取り年収 200万円(時短勤務中・時短明けは手取り300万円の予定)
子供 1人(1歳)

頭金500万円支出し、4,500万円の住宅を購入(借入金は4,000万円)

4,000万円借りたときの毎年返済額は?


【借入条件】
金利:全期間固定
返済期間:35年間
返済方法:元利均等返済・ボーナス払いなし

【借入額4,000万円 毎年返済額】
金利条件は「0.8%」「1%」「1.2%」の場合、年間返済額は次のようになります。
・金利0.8% 約131万円
・金利1% 約135.5万円
・金利1.2% 約140万円

安定して返済できるはずだが、注意点も


年収に占める返済額の割合(返済負担率)は金利1.2%の場合でも20%とかなり低いです。
しかし、これは借入が住宅ローンだけのケースです。マイカーローンや家電ローンなど、他の借入れがある場合には返済負担率もその分上がるのでご自身でも計算してみてください。

なお、返済負担率の計算方法は「年間返済額÷年収×100」です。割合は30%以下が望ましいですね。

また、年収が高い人は、年齢も高い可能性があります。なかには定年まで20年を切る人もいるかもしれません。
相談時の感触として、退職時に住宅ローンの返済期間が10年以上残っている人は繰上返済を積極的に行わないと厳しいことが多いです。
貯蓄額や多かったり、退職金が確実にもらえるのであれば別ですが、通常は「定年とともに住宅ローンは完済・退職金は老後の備え」が理想です。

住宅購入後の諸経費にも注意


フラット35の「2016年フラット35利用者調査」によると建売住宅の購入価格平均は3,319.5万円、マンション購入者で4,249.7万円となっています
。事例では4,500万円の住宅を購入しているため(借入金4,000万円・頭金500万円)、価格帯が高いと考えていいでしょう。

価格帯の高い家は価格に応じて広さがあり、毎月の光熱費が従前よりもアップする、固定資産税が高額になるなどの可能性があります。
メンテナンスや修繕の費用も家の価格に応じて多めにかかると考えておいた方がいいですね。

出典 「2016年フラット35利用者調査

「夫婦共働き」が前提の住宅ローン返済計画

もう一点忘れてはならないのが、この事例が共働きを前提とした返済計画だという点です。
万が一どちらかが働けなくなると、返済に支障をきたす恐れがあります。

・夫婦連生タイプの団体信用生命保険に加入する(夫婦で住宅ローンを借りる場合)
・病気や失業まで視野に入れた団体信用生命保険に加入する妻の
・妻の職場復帰が多少遅くなることも考慮して家計を管理する

……などの対策を考えておくといいでしょう。


◇団信まで考慮した住宅ローンの選び方は住宅相談

状況の変化に合せ、住宅ローンの返済をできるようにしておこう

世帯収入が700万円ならば、4,000万円の住宅ローンを返済してくことに、大きな負担感はないと推測します。
しかしそれはあくまで現状の話です。共働きが片働きになったり、どちらか(もしくは双方)が定年したりすると、返済の負担が一挙に大きくなるかもしれません。

状況が変わっても安定して返済していけるよういくつかの返済プランを考えておくと安心ですね。


住宅ローンの返済が不安な方は、相談申し込みまでどうぞ。
いつでもお待ちしております。
※本記事は、執筆当時の情報を元に作成されています。
※その後の情報更新は、随時しておりますが、完全ではないことをご了承ください。


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執筆者 足立の家計&住宅相談 ライフプラン応援事務  代表

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