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山中伸枝

年金・資産運用に強い独立系ファイナンシャルプランナー

山中伸枝(やまなかのぶえ)

株式会社アセット・アドバンテージ

コラム

【60歳まで引き出せないはデメリットですか?】



確定拠出年金のお話しをするとき、60歳まで引出ができないことをデメリットとしてあげることが多いです

でも、本当にデメリットでしょうか?

例えば多くの方が契約している終身保険
中には解約返戻金を老後の資金あるいは貯金として考えていらっしゃる方も多いようですが、そもそもそれらもかなりの年数を置かなければ払った金額以上のものはなかなか戻らない設計となっています

年金保険も然り


でも考え方としては「損をしても一応引出が可能」というところに納得感があるんでしょうかね?
分かりませんが・・・

結果引出ができないことに対して差はないような気がするのですが

でも、60歳まで引出ができないことの一番のメリットは、複利効果でしょうね

だって1年、2年の積立で複利効果って大した利いてきませんから
複利って10年、20年と継続するからこそ利益が利益を生みメリットが加速されるわけですから

1万円の積立を1%で運用し10年継続しても元利合計1,249,932年です

でも30年継続すると4,078,722円です

10年だと増えたお金は49,932円 元本に対して4.161%です
でも30年だと増えたお金は478,722円で元本に対して13.29%です

10年あたりの成長率を比較しても30年継続した方が4.43%となり、成長率が高まっているのが分かります

これをグラフに描くと、期間が長くなれば長くなるほど元利合計のカーブが急になります

複利の効果を知っている人ならば、とりあえず少額であっても積立を開始するのが得策だと理解するでしょう
また積立であれば10年より20年、20年より30年と継続した方が複利のカーブが急成長することをよくご存じのはずです

それを知っていれば、老後資金専用の口座だから、60歳まで下ろせなくとも構わない、特に選択制であれば、自分のライフスタイルに合わせて積立額も変更できるわけですから、デメリットにはならないはずなのですが

人生のリスクってよく私たちは口にしますが、いつおこるかわからないリスクに対しての対策にばかり気を取られているように思います
確かにいつおこるかわからないリスクに備えることは大事です
でも100%回避できるかといえば、なかなか難しい

でも、老後という必ず起こるリスク
というより、私たちはそのディレクションに毎日毎日近づいて行っているわけです
そのリスクは、しかしある程度回避が可能
それは早期の積立開始によってです

必ず起こり得るリスクでかつ対策が可能なリスク
ならば、対策をたてるべきだと思うのですが・・・

どう思われますか?

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