まちの専門家をさがせるWebガイド マイベストプロ東京
山中伸枝

年金・資産運用に強い独立系ファイナンシャルプランナー

山中伸枝(やまなかのぶえ)

株式会社アセット・アドバンテージ

コラム

【老後資金の目標額とは?】



そもそも年金はいつからいくらもらえるのか・・・

そこが分からないと何事もスタートできません

昨年までのねんきん定期便の「参考」のページには、今後の働き方によって増やせる年金額の試算方法が載っていました
ねんきん定期便(50歳未満)には、発行時点までの年金加入履歴に応じた年金見込み額しか記載されていないので、これはとても参考になる情報です(残念なことに、あまり知られてませんが)

簡単にお話しをすると以下のような内容です

会社員の場合を例にお伝えします

会社員は国民年金と厚生年金の二つの制度に加入しています
したがってもらうときは二つの制度から年金を受け取ります

国民年金から受け取る年金を老齢基礎年金と言い、現時点の満額(20歳から60歳まで保険料をすべて納付した方が受け取れる額)はおよを80万円です
つまり40年加入により80万円ですから、1年加入することにより年金受給額が約2万円加算されるということです

厚生年金から受け取る年金を老齢厚生年金と言います
こちらは給与額に比例して年金額が決まります

ねんきん定期便にはこう書いてあります

年収 ÷ 12 x 5.481 ÷ 1000 x 今後の厚生年金加入月数

年収とは将来における平均年収の見込みということなのですが、わかりにくければ現状の年収を維持すると仮定してもいいと思います

例えば22歳で就職、60歳までの平均年収400万円と仮定すると
400万円 ÷ 12 x 5.418 ÷ 1000 x 456か月= 83万円が老齢厚生年金の目安と考えることができます

もしこの人が20歳から22歳までは学生納付特例を使い、会社員になってから年金保険料納付ということであれば、老齢基礎年金は2万円x38年=76万円となり、先ほどの厚生年金と合わせ老後の公的保障はおよそ159万円と見積もれるわけです

月々13万円程度・・・

またこの数字も「今の制度が維持できたら」の話ですから、そのあたりも判断が必要です

いずれにしろ、妻が専業主婦歴が長いなどとなれば、ここに加算できる年金はたぶん7・8万円程度
月々20万円の公的保障ではたして老後の生活がいけるのかどうかを考える必要があります

また上記のシミュレーションはあくまでも「会社」という安定収入があることが前提
病気をしたら、リストラにあったら、倒産したら、インフレになったら・・・などという事態がおこれば、状況はさらに厳しくなります

仮に月にあと10万円欲しいとなれば、年間120万円、老後を30年と考えれば3600万円が老後資金の積立目標

退職金がなければ、そのままズバリの金額を自分で準備する必要があるわけです

先のことは分かりません
でも明らかなことは、老後の生活費は年金だけでは足りないということです

分からない先のことだけど、できるだけ情報を集め備えること
これって必要なことだと思います

確定拠出年金セミナー

確定拠出年金ご相談

全国の確定拠出年金に強いFPが見つかる確定拠出年金相談ねっとわーく

無料PDF

この記事を書いたプロ

山中伸枝

山中伸枝(やまなかのぶえ)

山中伸枝プロのその他のコンテンツ

Share

山中伸枝のソーシャルメディア

rss
社長ラジオ
2018-05-29
facebook
Facebook
google-plus
Google+