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山中伸枝

年金・資産運用に強い独立系ファイナンシャルプランナー

山中伸枝(やまなかのぶえ)

株式会社アセット・アドバンテージ

コラム

職業による不公平感

ねんきん定期便の見方

2011年11月30日

日本に住む20歳以上60歳未満のすべての人が加入するのが国民年金です

全員が加入する義務があるので、「皆年金」と呼ばれています

学生や、自営業の方は国民年金のみに加入する第一号被保険者となります

一方会社員は、国民年金とさらに厚生年金という制度に加入しており、第二号被保険者といます(公務員は共済年金です)


第一号被保険者が納付する保険料は収入の過多にかかわらず同じ金額です(平成23年現在 毎月の保険料は15,020円です)

また将来もらえる年金額は、保険料納付済み月数に応じて変動します(平成23年現在 40年間保険料を納めた方の老齢年金受給額は788,900円/年です


一方第二号被保険者が納付する保険料は、給与の額に応じて決まります

例えば毎月の給与が15万円であれば、厚生年金保険料は24,618円です・・・が労使折半なので半分を会社がもってくれており実際に個人が負担する金額は12,309円です

不思議ですね、第二号被保険者は国民年金と厚生年金二つの制度に加入しているので、天引きされる保険料は二つの制度の保険料の合算なのですが、ある一定の給与額までは国民年金にしか入っていない第一号被保険者の方が負担する保険料より少ない負担で済んでしまうんです




ちょっと考えてみましょう

第一号被保険者の毎月の保険料は15,020円ですから、40年間で7,209,600円支払うことになります

これでもらえる金額は年間788,900円・・つまり10年で元がとれる計算です

年金は払っても損!!っていうわけではないのです




一方給与15万円の人が40年間同じ状況で働いたとすれば、個人で負担する保険料の合計額は5,908,320円です

そしてもらえる金額は、国民年金が788,900円、厚生年金が394,632円、合計1,183,532円です

支払った金額に対してはるかに良い条件で回収が可能です

つまり、職業によって支払う年金保険料、受け取る年金額は差があるのです



さらに第三号被保険者(会社員の専業主婦の妻など)は国民年金に加入していますが、保険料免除ですから、40年間全く保険料を支払わずに第一号被保険者と同額の788,900円もの年金額を生涯受け取ることができます


どうですか?

不思議に思いませんか?




今年金一元化が叫ばれていますが、日本の年金制度は職業に応じて保険料の納付条件も違いまた受給条件も違うのです

これではなかなかひとつの制度に合体させるのも大変です

単純に不公平だ!!と言ってしまえばそれまでですが、私たち一人一人がこれからの国の年金制度はどうあるべきか、考える必要もあるのではないでしょうか?



※上記試算は確定ではありません


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心とお財布をハッピーにする専門家 山中伸枝

ワイズライフFPコンサルタント
http://www.wiselife.biz/

ブログ:心もお財布も幸せになる!マネー力磨き
http://ameblo.jp/nobushell/


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