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河本扶美子

個人事業主・中小企業経営者のためのブランディングアドバイザー

河本扶美子(かわもとふみこ)

株式会社ファーストブランド

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コラム

パーソナルブランディングは「成功者の真似」をしてもうまくいかない

経営もブランディングも、「成功者の事例を適用して同じように成功しよう」という考え方では、期待する結果を出すことはできません。それはなぜでしょうか?考えてみましょう。

成功のセオリーはない

他社の成功事例を見た時、あなたはどうしていますか?

「この企業と同じことをやれば、同じように人気が出るかもしれない」「こういう手法がトレンドだから、乗り遅れないようにしなければ」と焦って行動していたとしたら、それは時間とお金の無駄遣いになってしまうかもしれません。なぜなら、成功には「このやり方なら誰でも成功できる」という完全無欠のセオリーは存在しないからです。

パーソナルブランディングは、あなたの「強み」を理由に選んでくれるファンをつくることです。そして、経営もまた、あなたの「強み」を源泉にビジネスを成功させ、企業理念やビジョンを達成するために行います。そして、企業によって、「強み」も、自社のサービスも、環境やお客様も異なります。

成功事例を知ることはとても大切なことですし、経営者であれば必ず研究する必要があります。しかし、なぜ成功したのか?を掘り下げたり自分自身の「強み」と対比させながら検証せずに、表面上だけまねたところで、あなたの強みに基づく取り組みでないため、あなたの成功には結びつかないのです。

成功のセオリーをまねて失敗のセオリーは否定しがち

「成功のセオリー」は存在しないのですが、「失敗のセオリー」は存在します。そして、多くの人がそれを真逆に捉えがちです。

つまり、存在しないはずの「この成功事例と同じことを行えば(真似をすれば)絶対にうまくいく」というセオリーを信じて、「これをやったら必ず失敗する」というセオリーについては「自分だけは違う、私なら大丈夫」と信じないというわけです。

成功事例も失敗事例も、あくまで「自分ではない誰か」の「過去」に過ぎません。大切なのは「あなた独自の成功パターン」を見つけていくことです。

それを理解したうえで、「他社はなぜ成功したのか?」「なぜ失敗したのか?」を分析、考察して、必要な部分を取り入れることには意義があります。

取り入れるべきは「手法を見つけ出すプロセス」

他社分析を行う際には、成功事例・失敗事例、競合の事例を見ることが多くなると思います。その時に、取り入れるべきは「考え方」や「発想の仕方」、「強みと施策の繋げ方」など、手法を見つけ出す「プロセス」です。

反対に「手法」を取り入れると、それはあなたの「強み」に紐づいたものではないので、効果は薄いでしょう。

「あなた独自の成功パターン」を見つけることが目的ですから、そのヒントになるようなものがないか?という視点で、事例を紐解いていくことが重要ですね。

今回のワーク

●あなた独自の成功パターンを見つけるために、他社事例を調べたり分析してみましょう。

この記事を書いたプロ

河本扶美子

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