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河本扶美子

個人事業主・中小企業経営者のためのブランディングアドバイザー

河本扶美子(かわもとふみこ)

株式会社ファーストブランド

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コラム

選ばれる人になるための時間の使い方①強みの強化VS弱みの克服

パーソナルブランディング

2017年8月21日 / 2017年9月18日更新

パーソナルブランディングについて、6回にわたって大まかな内容をお伝えしてきましたが、今回からはさらに深堀したテーマでお届けしたいと思います。ぜひお付き合いくださいね。

時間は平等で有限。だから、何に使うかが大切

今回のテーマは、選ばれる人になるための時間の使い方です。まずは質問です。もし今、少しまとまった空き時間があったとしたら、あなたは何をしますか?

A. せっかくだから苦手なことをできるようになりたい!「弱み」の克服
B. 自分の魅力に磨きをかけたい!「強み」の強化

弱みの克服も、強みの強化も、ビジネスを成功させる上では同じくらい重要なことのように思えますよね。でも、ここで考えなければならないことがあります。それは「時間」という資源が有限であるということ。そして、どの人にも平等に1日最大24時間しかないということです。

「強み」の強化VS「弱み」の克服

24時間ある中でも、仕事に割ける時間はその一部、スキルアップに使える時間はさらにその一部でしかありません。たとえば1日のうち2時間自由に使えたとして、「強み」と「弱み」どちらに使うべきでしょうか?

これは、目指すべき結果から逆算するとイメージがわきやすいと思います。あなたは特定の分野でビジネスをなさっていますよね。その分野で、「これといって強みはないけれど、苦手なこともない人」でいる方がビジネスは伸びるでしょうか?逆に「苦手なことはあるけれど、○○なら誰にも負けない人」でいる方が事業は成長するでしょうか?

前者は当たり障りのない人という印象を受けますね。特徴を掴みづらく覚えにくいと感じるかもしれません。どういう時に仕事を依頼するべきなのか、依頼する理由を見つけるのが難しい可能性もあります。後者はどうでしょうか?こちらは、「この人が苦手なことは頼みたくない」と思う反面、その人の得意とする領域であれば「ぜひ依頼したい」と感じるのではないでしょうか?

今度は、仕事を受ける立場として見ていきましょう。前者の「当たり障りのない、依頼する理由がない人」の場合は、顧客から消去法で選ばれるケースが多くなりやすいでしょう。「本来頼みたかった人のスケジュールが空かなくて」「第一志望の人では予算が合わなくて」などの理由です。その人でなければいけない理由が見当たりません。また、苦手なものがないのでどんな案件もソツなくこなせるものの、必ずしも好きな領域の仕事が来るとは限りません。求められる成果を上げるのに手こずる場合もありそうですね。

一方で、後者の場合は、自分の苦手な領域の仕事はまったく来ず、自分が得意としていて強みを発揮できる領域の仕事ばかりが来ることになります。モチベーション高く取り組むことができ、得意なことなので成果を上げやすい環境といえます。仕事を受けた側にとっても、顧客にとっても、「期待以上の成果が上がる」というのは大切なポイントですね。

こうして考えてみると、あなた自身にとっても顧客にとっても、あなたが「強み」を伸ばす方が、弱みを「苦手でない」レベルに克服することよりも重要だとわかってきます。

なぜ、つい弱みの克服を優先してしまうのか?

限られた時間の中で選ばれる人になるためには、「強み」を伸ばした方がよさそうだ、ということはイメージいただけたかと思います。それでもなお、行動に移すことに抵抗を感じてはいませんか?頭では「強み」を持つ方が良いと理解しつつも、どうしてついつい「弱み」の方に目が行ってしまうのでしょうか。

私なりに考えてみたところ思い当たるのは、以下のような理由です。

●日本人は勤勉で真面目な気質を持つ方が多いので、「苦手なものがある」=「ダメなこと」と考えてしまいがちである。

●「得意なことに専念する」のは「楽な方に逃げること、後ろめたいこと」と感じたり、「苦手なものを苦しみ抜いて頑張ることこそが努力」と思いこんでいる。

●「弱み」を克服する方が目標がわかりやすかったり、達成感が見えやすい。

ひとつひとつ見ていきましょう。

一つ目の「苦手=ダメ」という考え方について。人はそれぞれ個性がありますよね。誰にでも苦手なものがあり、得意なものがあります。さらに、得意と苦手、強みと弱みはトレードオフであることが多くあります。たとえば、「どんな相手にも物怖じせず、強気に話せる人」と「どんな相手の言葉も受け止め、場の空気をやわらかくする人」はどちらか一方だけが優れているのではなく、それぞれその人でないと活路を見いだせない場所というのがあります。それなのに、他方のキャラクターを真似ることは得策でしょうか?

苦手をなくすということは、あなたの個性や特徴を損なうことになるかもしれないのです。ですから、苦手なものがあることは、そのままイコール「ダメなこと」と捉えず、「強み」「得意」に目を向けてみましょう。あなた自身の持つ魅力の種に気付かずに腐らせてしまうことの方が、あなたにとっても、未来の顧客にとっても、デメリットなのですから。

次に「得意なこと=楽な方に逃げること」という考え方について。これは、結論から言ってしまうと本人の錯覚に他なりません。得意な領域であっても、スキルアップするのは決して楽なことではないからです。聞いた話では、人がプロフェッショナルになるためには1万時間を要するそうです。たとえ好きなことだとしても、そこまで本気で向き合い続けることは「楽な方に逃げること」とは全く違いますよね。

最後に「弱み克服の方が目標や達成感が見えやすい」という点について。この考えがある人は、おそらく接する人や環境を少し変えてみるのに良いタイミングと言えるでしょう。というのも、「強み」を磨くのにゴールはないからです。

仮に、今あなたが「強み」を発揮できる領域において、身近な競合と比べて上位に位置しているとしても、視野を広げて世界レベルで見た時には太刀打ちできるレベルになかったりします。付き合う人や、顔を出す交流の場をちょっと上のステージのものにしてみましょう。そこで知り合う人やネットワークの中で、新たな目標が見つかるはずです。

今回のワーク

あなた自身について、分析してみましょう。

●あなたの得意なことは何でしょうか?思い付く限り書き出してみましょう。
●あなたが苦痛なくできる業務、作業、領域は何でしょうか?思い付く限り書き出してみましょう。
●あなたが苦手なこと、億劫なこと、無意識に避けがちなことは何でしょうか?思い付く限り書き出してみましょう。
●あなたがこれまで3か月以上「継続」できた習慣(仕事、プライベート問わず)は何でしょう?思い付く限り書き出してみましょう。
●あなたがこれまで「継続できなかった」習慣は何でしょう?思い付く限り書き出してみましょう。

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