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内田朱美

色の力で人と社会を救うカラーセラピーコンサルタント

内田朱美(うちだあけみ) / 講師

カラールーム Enchante(アンシャンテ)

コラム

同情と共感の大きな違い・・・セラピストの役割

2014年10月15日 公開 / 2018年10月1日更新

テーマ:カラーセラピーの役割

コラムカテゴリ:ビジネス

今年も2か月半残す時期になりました。
実りの多い季節を迎え、人生においても秋というのは
収穫の時期と言えます。
そこで今日は、セラピストとしての役割(実り)について考えてます。

私はカラーセラピーの受講生さんたちに
必ず初めに伺うことがあります。


「あなたはどうしてカラーセラピーを学びたいのですか?」と。
すると皆さん、異口同音におっしゃいます。
「以前の辛かった自分の経験を活かして、今度は私が助けてあげたい!!」と。

正義感も溢れて、目が輝いていることも多いのが
印象的です。

ところが、とても素敵なお話しのようですが
ちょっと待ってください!
「助けてあげること」が本当にできるのでしょうか。

悩み事を、聞いてあげることはできるでしょう。
そして、その話に「同情」したり「意見」を伝えたりもできるでしょう。

しかし、その意見は、意見している人の
経験だったり性格が大いに反映しているものです。
相談者を否定し、傷つけることにもなりかねません。
ですから、相手のためと思っても
その意見は、自己満足やエゴに過ぎないということです。

セラピストは、クライアントの人生に立ち入ることはできません。
人生におけるお悩みや問題、これはその人自身の中に答えが
あると考えます。
つまり、クライアントを、「助けてあげること」などできないのです。
ではどうすれば良いのでしょう。

まず、「傾聴」できることが第一です。
傾聴とは、「傾いて、心で聴くこと」です。
「聴く」ことができる人こそ、セラピストなのです。

それは、ただ黙って聴くという意味ではありません。
ここで、もう一つの要素。
「共感」ということが重要です。
聴くためには、同情ではなく「共感」が必要です。

さらには、クライアント自身の中で答えが見つかるように
興味を持って質問すること。
つまり、質問することが、クライアントの気づきに繋がります。
「質問上手」になること、これがセラピストには必須ということですね。
なんて難しいと思っている方も多いでしょう。

振り返ると、私も初めて傾聴ワークを経験した時には
セラピストとしての役割を果たしてないような思いを抱いたのを
今でも想い出します。

長い年月を経て、歳を重ねたお蔭でしょうか。
「共感」することの大切さと難しさを改めて感じますが
セラピストとしての役割は、私のしあわせ
つまり冒頭に書きました「実り」にも通じると
考えるようになりました。

次回のコラムは「ダメージ」という言葉の検索が
多いようですから、この言葉について書いてみたいと思います。

********
<企業向けカウンセリングについて>
企業内でのお悩みは、他人との人間関係にその原因があることは
否めないものの、はやり根本は「個」の中にあるのではと
考えます。

職場での円滑な人間関係やコミュニケーションを希望される方
どうぞ一度ご相談ください。
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http://www.color-enchante.com/
09039077125(内田朱美)
Email cocoiro@pp.em-net.jp

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