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渡部典子

アメリカの博士号を持つ心理セラピスト

渡部典子(わたなべのりこ)

インテグラルカウンセリングサービス

コラム

夫の海外単身赴任で抱える悩み・トラブル~良好な夫婦関係を保つには

海外赴任と夫婦関係

2018年6月12日

夫が海外単身赴任するとなると、心身の管理や女性関係が不安に思う方もあるでしょう。
距離が離れると心も離れる可能性もあります。夫婦関係を良好に保つには、連絡を密にし、不必要に浮気を疑わないことが肝心。時間とお金が許せば会う機会を増やしましょう。

夫の海外単身赴任で妻が不安に思うこと

海外赴任が決まって一番初めに考えなくてはいけないのが、家族はどうするかです。
ひと昔前までは海外に拠点を置くのは大企業が多く、対象となるのも経験を積みある程度の年齢になった社員がほとんどでした。今よりも働く女性が少なかったこともあり、海外駐在員として海外へ赴くとなれば家族帯同が当たり前という時代がありました。

時が流れ現在では、企業の海外展開が一般化し中堅企業や中小企業の社員でも海外で働くことが珍しくなくなっています。海外駐在の対象となる社員の年齢も下がり、社会経験が少ないうちに海外へ出ざるを得ません。妻も正社員としてフルに働いているケースも多いことでしょう。

このような現状を受けて、企業側も変化しています。
海外在中へ家族を帯同するかどうかは本人が決められるようになりつつあります。中には、1年など期間限定の海外駐在であれば、原則的に単身赴任しか認めないという企業も出ています。また危険地域として指定されている国への帯同を認めない会社も少なくありません。

妻が仕事を続けるとなれば、単身赴任という選択肢は魅力的です。
また子どもがいれば、異国での子育て環境が気になります。国によっては教育事情に不安を覚えることもあるでしょう。夫に単身で行ってもらえれば、妻も子も慣れた環境を変える必要がありません。家族が納得できれば、単身赴任を選ぶケースも出てきます。

ただし、実際に海外単身赴任に踏み切ってみると、心配事も噴出します。
文化や習慣の異なるなかで、慣れない業務をこなさなければならない毎日はストレスフルです。現地スタッフの働き方や意識の差、言葉の壁が引き起こす行き違いなど、通常の業務を遂行するだけで疲労困憊。人生経験の浅い若い人であればなおさらです。
ストレスが高じてうつ症状や不安感を持ったり、体調不良を起こしたりすることも多いのが海外赴任の現実です。

家族が帯同していれば、帰宅後の夫の様子がおかしければ気にかけます。妻が話を聞くだけで、その日のストレスがなくなることもあります。体調がすぐれないようならば、受診を勧めるでしょう。
単身ではそうした家族のサポートがないために、手遅れになることがあるのです。

物理的な距離が離れると、気持ちが通いにくくなることもあります。
いっしょに過ごす時間が少なくなればすれ違いが多くなり、いつしか話も合わなくなる場合もあるでしょう。夫はストレスと寂しさから、やさしくしてくれる女性につい気を許してしまう人も中にはあります。

単身赴任ともなればお酒を飲む機会も多くなります。
日本からの出張者が来れば飲み会、現地会社への接待、異業種交流会など、枚挙にいとまがありません。駐在員御用達のお店に入り浸っているうちに、女性と知り合う機会もあるかもしれません。

夫婦関係を上手く保つには

海外単身赴任をきっかけに夫婦関係が悪くなり、せっかく帰国しても離婚や別居という事態に陥っては悲しすぎます。
夫が海外単身赴任をしていても夫婦関係を良好に保つためには、努力も必要です。

簡単にできて効果的なことは、とにかく連絡を密にすることです。
昔のように高額な国際電話しかない時代ならばともかく、今はメールやLINE、Skypeなどいくらでも安価で手軽なコミュニケーションツールが使えます。

結婚して生活を共にするようになってしまうと、マメにお互い連絡するという習慣はなくなっているかもしれません。ですが、恋人同士のころは、一日のうちに何度もやり取りをしていたはずです。あの頃を思い出して、一日一回は何らかの手段で連絡をとりましょう。

お互いの状況や予定を把握しておくことで、共通の話題を持つことができ、気持ちもつながります。子どもがいれば、ビデオ通話で顔を見せ声も聞かせて家族の絆を意識して保ちましょう。

夫の浮気を疑えばキリがありません。
遠く離れていて、相手の行動が全く見えない。周辺の人間関係も分からないとなれば、疑心暗鬼になるのも分かります。

しかし確証もなく夫の不貞を疑うことは避けましょう。
連絡をしてもつながらず、返信がないと浮気をしているのでは…とヤキモキさせられることもあるかもしれません。だからと言って、一方的に相手を責め立てては逆効果です。夫も不慣れな海外で孤軍奮闘しているのにあらぬ疑いをかけられたのでは、気持ちの上でますます追い込まれてしまします。

仕事と子育てに追われていれば、残された妻にとってもストレスの多い毎日です。
愛情があるゆえに、見えない浮気相手に嫉妬してしまう気持ちは十分理解できます。
でも、夫の姿を想像してみましょう。寂しい思いをしているのは夫も同じです。浮気を疑うよりも、海の向こうで家族のために頑張っている夫に感謝の目を向けることが、夫婦関係を良くします。

そして、一番の特効薬はやはり機会を作って会うこと。
時間やお金さえ許せば、直接会う機会を増やしたいものです。お互いの家を行き来するのは基本ですが、時には中間地点で待ち合わせすることも新鮮味を与えてくれます。夫婦の再会が小旅行にもなり、恋人時代の親密さを取り戻すきっかけにもなってくれますよ。

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