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’はた楽’職場改革

【Q&A】福祉事業の職場の場合

【ご相談】
人事評価制度を導入したので、定期的に面接しているのですが、この面接が苦手です。
普段の職員とのコミュニケーションは悪くないのですが、面接となると、する方もされる方も緊張してしまって、上手くいきません。その場で本音が聞けるわけでもなく、型通で終わってしまうことが多く、何のための時間がわからなくなります。面接のコツはありますか?(管理者)

【はた楽提案】
「面接」は、多くの場合、特に職員にとっては、「評価を下される場、〇Xをつけられる場」のようにとらえられているようです。(余談ですが、「評価」という言葉も否定的にとらえられていて、以前、キャリアパスの作成を支援していたときに、この「評価」という言葉の定義でかなり時間がかかったことがあります。)

ただでさえ緊張する場・時間なので、できるだけリラックスした雰囲気で行いたいものです。
具体的なその場の作り方は、座る位置が面と向かった位置ではなく、机の角を挟むような90度の座り方が良いとよく言われています。知識として知っている人は多いと思いますが、いざ実践となると、なかなかそこまで気が回らないということもあるかもしれませんので、まだやってみていないという人は、ぜひ一度お試しください。

そしてそもそもになりますが、この面接は何のためでしょうか。
職員は〇Xをつけられる場と(誤)認識しているかもしれませんが、管理者のあなたはそのような姿勢で臨んでないはずですね。(本当に〇Xをつける場だと、かなり話がちがってくるのですが)。

あなたはきっと、職員がこの期間、どのように取り組んできたか、目標に対してどの程度近づけたか、もっと近づくにはどうしたらいいかを見たいのではないでしょうか。もちろん職員の体や心の健康状態も知りたいのではないでしょうか。

まずはそういうことなんだよというメッセージを送ることが大事。なので、「今の状況を聞かせてほしい」ということから始めてはどうでしょうか。もし今までが「質疑応答」に近い面接であれば、ひたすら話を「聴く」という面接にしてみては。

また未達のことに対しては、つい「なぜ?」「なんで?」と聞いてしまいますが、これは詰問調になってしまうNGワード。「どうしたらできると思う?」と返してみるのがベターです。

面接は日常の延長なので、やはり日常的な現場の声がけは必要です。それと魔法の言葉の「ありがとう」。これらは当たり前すぎて意識することが少ないですが、この「声がけ貯金「ありがとう貯金」がたくさんあると、何かあれば相談できる、明るい職場になりますね。


【ご相談】
採用後、すぐに妊娠を理由に産休に入りたいと言われ…
先日採用した方が、採用後すぐに妊娠を理由に産休に入りました。ここ1年で2例目となります。採用直後に産休は、活躍を期待していただけに、やはり会社としては困ってしまいます。採用面接時に、応募してきた女性に出産の予定など聞きたくなってしまうのですが、やはり問題でしょうか?(福祉、管理者)

【はた楽提案】
せっかく採用した方が直後に産休、それも2例続いてしまうと、どうしても結婚や出産の予定を聞くのはどうかと考えてしまうということですね。しかし、結論からいうと、男女差別の問題(男女雇用均等法「性別を理由とする差別の禁止」)となるためNGです。
また仕事に必要な情報を超えた個人のプライバシーの侵害にもなります。

会社側として出来ることは
・職務内容を詳しく説明する

そして入社直後の育児休業を避けたいのであれば、
・育児・介護休業法に基づいて
・入社日から1年未満は育児休業がとれない旨の労使協定を結ぶ
・面接時に、ほかの労働条件と合わせて、その内容を説明する

ことが考えられます。

雇用する方にとっても、雇用される方にとっても、そんなはずではなかったとならないために、きちんとした情報提供は必要ですね。

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