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  1. 【Q&A 】「人に仕事がつく」ことを、どうやって改善したらいいでしょうか?
風間英美子

多様性を力にする組織と事業のサポーター

風間英美子(かざまえみこ) / 経営コンサルタント

有限会社キュベル

元気な組織のために

【Q&A 】「人に仕事がつく」ことを、どうやって改善したらいいでしょうか?

【ご相談】
福祉関連の小規模事業所です。気が付くと管理者に仕事が集中しています。改善を図るため役割分担を行い、周知のため掲示したのですが、形骸化してしまいました。振り返れば、役割分担は専門性に基づく縦割りだったため、逆に、その人しかできない仕事を作ったようです。「管理者に仕事が集中する」「その人しかできない仕事が生まれる」といった、「人に仕事がついてしまう」ことを、どのようにして改善していけば、いいのでしょうか? (管理者)

【はた楽提案】
「人に仕事をつけない」というのは、組織運営上の大原則ですね。
その人しか知らない仕事があって、その人に何かあって出社が出来なくなってしまった場合、仕事が止まってしまいます。

またAさんはこうやっていたけど、Bさんはこうする、みたいなことがあると、品質にバラつきが生まれ、事業そのものへの影響が大きいです。(特に、福祉といった「人によるサービス」という場合)

「人に仕事をつけない」ためにできることとして

1.その人がやっている仕事のたな卸し
  その人の役割に合わせて、やるべき仕事、やらなくてもいい仕事を整理。
  やらなくてもいい仕事→ 別の人にふる、あとでやる、やらない などと対応を決める

2.(仕事の内容によるが)途中で担当を入れ替え
  他の人の目を通すと、ムダが見えやすい
  見えたムダは、対応を決める

3.業務を行うためのスキル(特にITスキル)や知識(特に管理系の知識)は、
  ある程度でそろえる
  個人差が大きくなると、仕事が人につくことになる。
  そのためには管理者が時間を見て研修をさせる。

などが考えられます。

ただ、「人に仕事がつく」という問題は、「人が仕事をつける(仕事を離さない)」という側面もあるのではないかとも思えます。

その仕事がその人自身の誇りとか自信の源になっている場合も、時としてあるのでは。

「人に仕事をつけない」「標準化する」というのは、単に仕事や作業を機械化するとか、あなたがいなくてもいいという意味では、絶対にありません。

ここが間違って捉えられないように、十分に注意してください。
もし間違って伝わってしまうと、役割分担もただ面倒な仕事になってしまい、やらされ感満載になってしまいます。

やっている仕事に対する評価や承認は日常の中で行っていることが土台になりますね。


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質問例
・職場のやらされ感を、どう変える?
・休憩時間の利用者の対応は勤務時間?
・出社時間と退社時間が勤務開始時間と終了時間に一致することはありません。どのように対応すべき?
・有給休暇の義務化ですが、なかなか休んでもらえません・・・。
ほか多数

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