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  1. 障がい者の働く場で、工賃減少に管理者である「あなた」が行うことは、何?
風間英美子

障害者の「働きたい」を後押しする障害者就労事業コンサルタント

風間英美子(かざまえみこ)

有限会社キュベル

コラム

障がい者の働く場で、工賃減少に管理者である「あなた」が行うことは、何?

2018年9月10日

テーマ:組織変革

工賃減少に、管理者である「あなた」はどうするか


多くの障害者就労継続支援B型事業所が、利用者の高齢化による工賃の伸び悩み、または減少に直面しています。

支援をしてる職員は日々頑張っているものの、徐々に減ってくる内職の量(仕事があってもこなせない)や相変わらずの低単価に、気持ちもだんだん沈んできて、工賃は下がっても仕方ないんじゃないかという声がちらほら出始めて、なんとなく職場全体がそんなムードに覆われてきたとしたら――――

管理者である「あなた」はどうしますか?

職員の日々の頑張りは良く理解している。
高齢化に向かっている利用者に無理はさせたくない。
工賃に連動した報酬体系になったが、工賃が下がっても報酬に影響がない。
何かを改善したり新しいことをするのはパワーがいる。(負荷がかかる・・)

このままでいても、利用者の工賃が下がるだけで、利用者の通所率が変わらなければ、事業所運営には特に大きな影響は出ないかもしれません。

しかし管理者である「あなた」はきっと悩むはず。

B型事業としてこれでいいのだろうか。
利用者はそれでいいのだろうか。

そんな悩みに直面したら、まずやることは、職員たちと話し合いをすることです。
日々感じている事、不満も含めて、まず一回テーブルに出してみて、それから、私たちのあるべき姿/事業所の存在意義/障害のある人にこの事業所を利用してどんな風になってほしいか/私たちはどうするべきか/どこまでできているのか/これからどうするのが良いのかを、きっちり話し合うことです。

どんな意見が飛び出してくるかもしれず、管理者である「あなた」には非常に緊張感のある場かもしれませんが、ここをまず乗り越えないと、次の一歩が踏み出せません。


職員である「わたし」が起こした変化


職員である「わたし」が、このままでいいのだろうかと感じ、行動を起こし、変化を起こした施設があります。ことなかれですまさず、混乱期をしっかり経てきたことが分かります。

ワーク日和山


悩みに向き合うために


「あなた」が悩みに向き合い、話合いを進めていくのにまず必要なのは、組織の「見える化」です。組織の使命は何なのか、ビジョンは何なのか、どんな事業を配置してそのビジョンに到達しようとしているのか。

前任者から引き継いだだけなので、そんなことは考えたことがない、という人もいるかもしれませんが、いきさつはともあれ、今は管理者。一緒に働く仲間を(利用者を含めて)率いていかなければなりません。

良い機会ととらえて描いてみましょう。
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この記事を書いたプロ

風間英美子

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風間英美子(有限会社キュベル)

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