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風間英美子

障害者の「働きたい」を後押しする障害者就労事業コンサルタント

風間英美子(かざまえみこ)

有限会社キュベル

コラム

障害福祉サービスの事業所を強くするキャリアパス

2018年8月21日

テーマ:組織変革

ビジョン達成に向けた事業の担い手は「人」

社会的な課題を解決するソーシャルビジネスは、その課題が解決された時のあるべき姿(ビジョン)に向かって、事業を組み立てています。

例えば、障害者の働く機会が十分ではないという課題から、障害者が生き生きと働き、社会参加をしている地域(あるべき姿)を目指し、障害福祉サービスの制度を活用して就労継続B型事業を行うということです。

その事業はどのように成果を生むかというと、その事業の担い手=「人」の力に大きく影響を受けることはいうまでもありません。「人」が動かなければ成果は出ず、人が動けば成果が出る。
ではどうしたら「人」は動くのでしょうか?

ソーシャルビジネスとキャリアパス

当たり前ですが「人」は集まっただけでは動きません。役割があり、業務内容が明確で、その業務内容を行うのに必要な知識やスキルを習得する機会があり、実施した内容に関して評価・フィードバックされてモチベーションが上がります。段々に習熟度を上げ、新しく入ってきた人を指導したり、管理する立場を目指したり、または専門職を目指したりと、自分の力を発揮しながら事業の成果に貢献し、ビジョン達成を目指す、というのが、「人」を中心とした強い組織だと言えます。

こういった道筋をキャリアパスをいいますが、とくに社会課題の解決を目指すビジネスには必要なのではないでしょうか?ややもすると、善いことをやっているのだから、みんなでがんばろう的なことになってしまったり、善いことをやっているのだから、辛くても我慢しよう的なことになってしまったり。大事なのは、この頑張りはどこに向かうものなのか、どのように評価されているのかが、ちゃんとわかることだと思います。もしここが全く説明されないとしたら、長く働き続けることは難しいでしょうし、そもそも職場としての魅力はどうか?ということになります。

キャリアパスを作ろう・見直そう

障害福祉サービス等に従事する福祉・介護職員の賃金改善に充てることを目的とした福祉・介護職員処遇改善(特別)加算があり、多くの事業所が受けているようです。加算にはキャリアパスが要件とされています。(内容(充実度)によって単位が異なります。)

加算申請のためにキャリアパスを作ったというところもあるかもしれませんが、キャリアパスはソーシャルビジネスを強くする有効なツールの一つです。万一、キャリアパスを作っただけという事業所は、一度、上記のような視点で見直してみてはいかがでしょうか? これから作るという事業所は(新設などで)、ぜひ上記のような視点を参考にしていただければ幸いです。

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ソーシャルビジネス/ソーシャルファームの経営支援
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Mission
何らかの「障害」があっても
張り合いをもって働ける社会を目指す
ソーシャルファームを支援します。

Value
「強い組織を作る」「動くチームを作る」「成果を重視した事業を作る」を通して
障がいのある人の働く場をエンパワメントします。
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成果志向のソーシャルビジネスをエンパワメント

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この記事を書いたプロ

風間英美子

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