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風間英美子

障害者の「働きたい」を後押しする障害者就労事業コンサルタント

風間英美子(かざまえみこ)

有限会社キュベル

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コラム

障がい者福祉から始まる町づくり。福祉職員を呼びこめ

事例

2017年1月30日

東京23区とほぼ同じ広さ。夏32度、冬マイナス28度。人口5千人で、4割が65歳以上、障害者手帳所有者等が500人強!

ここはどこでしょうか?
北海道網走郡の津別町というところです。

福祉分野からこの町の課題をみると…

500人強の障害者手帳所有者に対して福祉資源が居宅介護(介護保険中心)のみで、就労系、居住系のサービスが一切なし。障がい者の就労支援事業所も障害児の放課後等デイサービスもないため、町民は片道2時間かけて、隣町のサービスを使っている現状。地域経済的には、障害福祉サービスにかかる負担額が他市町村の障害福祉サービス作業所に流れている?!

もしこれが他市町村に流れていなければ、町の負担額はそのままであるものの、町内の障害福祉サービス作業所はその4倍の金額(町の負担は4分の1)-数億円ーが入ってくる。つまり数億円に該当する雇用が生まれ、それに近い消費が町内に落ちる。他業種への波及効果は極めて高い!

ここに着目したのが障害福祉サービス事業所を運営し、数多くの立ち上げの支援をしている株式会社ふくしねっと工房です。

福祉の分野から、この町の課題解決に、現在ある唯一の福祉資源である居宅介護の経営支援を行うとともに、「就労継続B型」、「放課後等デイサービス事業」、「グループホーム」を立ち上げる計画を考案し、町役場にプレゼン。地方創生推進交付金の受けて、「枠」を作る実行に入りました。

動かすために必要な「人」は、津別市地域おこし協力隊の派遣要請を行い、町が雇用。上記各事業の業務にあたります。

津別市は阿寒国立公園、知床釧路湿原、大雪山に囲まれた自然豊かな地域です。
この地に支援で入っている同社の社員はこの町の魅力にとりつかれ3か月は帰ってこないそうで…

地域おこし協力隊を皮切りに、福祉職員を呼び込むために、暮らしがわかる、ストーリー性のある募集キャンペーンを考えているそうで、楽しげな秘策をかなり懐に持っていそうです。

福祉職員がどれだけ呼び込めるか、その土地で暮らしていってもらえるか、町の福祉が充実するか、町がにぎわうか。
「枠」を作ることはある程度スケジュールが読めますが、これらの中身については簡単には時間が読めません。

長期的な壮大な事業です。

しかし日本全国、同じような町はごまんとあります。
次の町の同じ課題を解決できるよう、大きな成果を期待しています!






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