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杉山夏子

お金の安心・安全を守るファイナンシャルスタイリスト

杉山夏子(すぎやまなつこ)

マネー・スタイリスト株式会社

コラム

ふるさと納税で笑う人、泣く人

時事

2017年2月20日

ファイナンシャルスタイリスト®の杉山 夏子です。
「ふるさと納税」はその目的と実際の状況を考えると、その制度の目的と影響を
あらためて検証する必要がある時期に来ているようです。



■ 確定申告で節税対策


確定申告の簡素化や、返礼品の豪華さ、還元率の高さなどから「コスパ」重視になってしまっている
ふるさと納税。
確定申告では「寄附金控除」という枠を使って節税されます。

■ ふるさと納税の寄付で東京が直面していること


今まで黙って税収減を見ていた23区も声をあげ始めました。
もちろん、東京の様々な無駄遣いを減らすことが先でしょう。
東京の税収は地方に比べれば十分すぎるほど「高所得」です。
これは、戦後の日本が都市部に機能を集約した結果ですからやむを得ません。
しかしそれでは自分たちの生まれ育った「ふるさと」が廃れていってしまう。
そんな状況を止めるために「寄付」をする形で地方再生を目的としたのがふるさと納税です。

■ 地方再生の役に立てるか?


しかし、その本来の目的を見失い「ネット通販」のようなふるさと納税のために、
所得(税収)の移転が進み、共倒れになってしまっては本末転倒です。
総務省も、行き過ぎた返礼品や換金性の高いものに対しては、自粛を要請していますし、
さらなる対策を考える意向のようです。
自治体の持続可能性についても、都市部、地方、それぞれ真剣に考える時が来ています。

■ ふるさと納税が還元すること


ふるさと納税をする方、そのボタンを押す前に一つ考えてみて下さい。

自分の5年後、10年後、どこでどんな暮らしをしていたいかを。

保育が必要かもしれません。介護が必要かもしれません。
子どもを学校に通わせるのに、耐震性の低い建物に通わせるわけにはいきません。

あなたが今ふるさと納税で得ようとしている「お肉」がそのような社会を作り上げるかもしれません。
どちらを取りますか?

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ファイナンシャルスタイリスト(R)
杉山 夏子
〒102-0084
東京都千代田区二番町5-2 麹町駅プラザ901
https://fin-stylist.com/
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