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山口剛平

任意売却のノウハウを熟知する住宅ローンの専門家

山口剛平(やまぐちこうへい) / 住宅ローン返済・滞納に関するコンサルタント

株式会社クラフトレジデンス

コラム

任意売却の後、残った住宅ローンに関する被害相談。

2019年4月27日 公開 / 2019年4月28日更新

テーマ:「悪質業者」から身を守ろう!

コラムカテゴリ:お金・保険

コラムキーワード: 住宅ローン 借り換え任意売却住宅ローン 審査

住宅ローン支払い

悪質な任意売却業者の虚偽による被害

いよいよ大型連休、早速数多くのご相談お問い合わせ誠にありがとうございます。
さてその中で1件、任意売却後の残った住宅ローンに関するご相談がありましたのでご参考までに。

「2年前、某協会系の任意売却専門業者に依頼して、売却後に1,200万円の借金が残りました。当時、某協会の担当者から、残った住宅ローンについては払えないと言い続ければ金融機関は諦めるので・・・とアドバイスを受け、その言葉を信用して放置していたところ、先日、聞き覚えの無い債権回収会社から勤務先に電話があり、全額一括請求を求められてしまい、払えないと答えたところ、法的手続きを取りますと言われました・・・どうすれば良いですか・・・」

という内容のご相談。
所謂、悪質な任意売却業者の虚偽に騙された被害者ですね・・・
悪質業者
この業者は、住宅金融支援機構では悪質業者として「取引停止処分」扱いとなっている某協会系ですが、ご相談者が任意売却の依頼をした時期は「取引停止処分」の後であるというのが、何とも恐ろしい話です。

実際に私も1年程前、金融機関在籍時代に、この業者の関係不動産会社による虚偽報告問題に携わった経験もあり、非常に悪質性の高い業者だと思います。

金融機関で実務経験の無い業者に任意売却の依頼をすると、このような悲惨な結果になるという典型的な例ですね。

1200万円を2年間も放置したという事は、延滞損害金が350万円以上は膨れ上がっているので、実質は1600万円近い債務額になっています。・・・誰が責任を取るのでしょう???

更にこの場合、依頼者の方は「口座差押え」や「給料差押え」の手続きに発展する可能性が十二分にあります。

任意売却or競売後、残った住宅ローンは支払い義務がある。

「残った住宅ローンについては払えないと言い続ければ金融機関は諦めるので・・・」など一切あり得ません。

また、「月々1万円等で大丈夫です。」等、根拠の無い説明をする任意売却業者も存在していますが、これも怖いアドバイスです。

(参考コラム:任意売却の後、残った住宅ローンはどうなるの?)

任意売却⇒不動産の問題ではなく住宅ローンの問題。

任意売却Dr.専門家
手前味噌で恐縮ですが、住宅ローン問題については、国内で唯一、金融機関(サービサー)出身者設立の弊社『任意売却Dr.』までご相談下さい。

金融機関の適正知識で正しくアドバイスを行い解決いたします。

また同じように、既に任意売却や競売で家は手放したが、残った住宅ローンに関して悩まれているという方も弊社までご遠慮なくご相談下さい。

適正解決で安心のGWを過ごしましょう!

任意売却Dr.

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