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コラム
キャリアコンサルティング、カウンセリングの聴く事って
2023年3月17日
キャリアコンサルティングの根幹であるカウンセリングとは「傾聴」することと皆さん思っています。
それでは、傾聴するため、相談者(クライエント)の相談したい事や訴えることを聴く為に必要な要件は何だと思いますか?
「受容することと共感すること」(ラポールの形成)が絶対要件です。というより、これがカウンセリングの全てと言っても良いぐらいです。
「うん、うん」とうなずくだけではなく、「それで、それで」と促すことだけでもありません。
受容するということは「その通りだね」と言葉に出して受け取り、肯定することであり、共感するということは「自分も同じように感じるよ、貴方の考え思いを私も同じ様に感じ思うよ」ということを言葉に出して相手に伝える事なのです。
この「受容する、共感する」ということ、「相談にのってあげよう」とか「話を聴いてあげよう」という行為は、「なんとか良い解決策がないか?」とか、「あなたの為に~」との思いを持っているものです。その思いが、うなずいたりする前に「いや、それはね」とか「私はこう思う」などの言葉や態度になってしまい、かえって相談者を悩ませてしまいます。
そのために相談者が本音の話を止めてしまい、聴き手が傾聴しようとしてもできなくなってしまいます。
続きは次回。
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