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コラム

自宅で石鹸を作る際に、絶対に欠かせない3つの素材についてのお話

2020年4月17日 公開 / 2020年5月2日更新

テーマ:手作り石鹸について(一般的なこと)

コラムカテゴリ:美容・健康

石鹸作りの道具(一部)
新型コロナウイルスが世界中で猛威を振るっております。
政府の緊急事態宣言が発令されました。
ご自宅待機の方も多いかと思います。
お子様の休講に伴い、お家でテレワークをされていらっしゃるママさんたちもいらっしゃるかと思います。

時にこの非日常が辛く、気持ちも落ち込んできてしまったりすることもありますから、今は非常事態ということはわかっておりますが、
きちんと息抜きは取られてくださいね。

美味しいものを食べたり、夕ご飯の後に家族みんなで映画を見たりしてゆっくりしたりと様々な息抜きの過ごし方があるかと思いますが、こんな時だからこそ”石鹸”作ってみませんか?

実はシンプルな材料で作れる石鹸は、自分で作れるのでもちろん無添加。お肌の汚れと余分な皮脂を落とすけれど、必要な皮脂は残してくれる適度な洗い上がりで、メイクも落ちるのにつっぱりません。敏感で繊細なお肌さんにも、働き盛りの油分しっかり目のお父さんにも、老若男女幅広い層の方達にとてもご好評いただいております。
作っても使えるのは1ヶ月先。待ている間も愛おしくなりますよ。

揃えていただく材料は大きく分けて3つ。

1:オリーブオイル・ココナッツオイルなどのオイル
2:苛性ソーダ
3:精製水
もしも香りを付けたければお好きな精油などもあるといいですね。

1はお好きな植物油脂でOKです。できればサラダオイルやキャノーラ油や廃油はお避けいただいて、オリーブオイルとか、ナッツ類のオイルなど単一植物から取られたオイルを選んでいただきたいと思います。
植物オイルと言っても、中には洗浄力が高かったりしてお肌に刺激を与えてしまうような性質のものもありますので、改めて別のコラムで敏感肌さんや赤ちゃん用石鹸などのレシピにオススメオイルについて書きたいと思います。何オイルを選べばいいのかな?と悩まれた方はぜひこの後のオイルのコラムをお楽しみにしていてくださいね。

2は別名”水酸化ナトリウム”と言います。
ここでは苛性ソーダと呼んでおります。苛性ソーダは一般的には劇薬指定物として売られています。
劇薬というと入手が困難そうな気配がするかもしれませんが、薬局での対面販売でどなたでも購入が可能です。
個人経営だったり、やや古めの薬局さんの方が扱っている率が高いように思います。ドラッグストアさんではあまり置いているのは見かけません。
お取り扱い店舗さんでも、レジ奥の鍵がかかる戸棚などでの保管ですので、必ずお店の薬剤師さんに声をかけていただいて「石鹸を作ります」と言っていただければスムーズです。
その際は、身分証明証と印鑑が必要ですが、お値段も500g入りで500円くらいと割とお手頃に手に入れることができちゃいます。

500gがどのくらいかというと、出来上がり重量が100gくらいの石鹸を3〜5個程度作るのに苛性ソーダを40gくらい使いますので、だいたい50〜60個作れる量だと思ってください。しばらくはご家族で十分楽しめる量です。
一度開封した苛性ソーダの保管方法は、大きめのジップロックにおせんべいなどに付いている脱湿材など数個と一緒に入れて、しっかり封をして保管をしてください。できれば鍵がかかる箱や戸棚の中に入れたり、ご家族の方がうっかり触ってしまうことが絶対にないように工夫をしてあげてください。
苛性ソーダは湿気に大変弱いです。
戸棚の奥にしまっていたものを、久しぶりに取り出してみたら、中身が大きな一つの塊になってしまっていた。と言うことは割とよく聞くお話です。
早めに使い切るのが一番良いですが、どうしてもなかなか使いきれないなあと言う場合は、ぜひ大きめのジップロックに・・・を試してみてくださいね。
万が一苛性ソーダに異変があると感じた際は、購入した薬局さんでまずはご相談をしてみてください。
それから、石鹸を作る際の扱い方にはくれぐれもご注意くださいね。
劇薬の所以は、そのお名前からも分かるのですが、水酸化ナトリウムという名前があえて苛性ソーダと言い換えられている訳は”苛性”と言う言葉の意味を調べると納得です。
苛性とは、動植物の組織に働きかけて腐食させていくこと。と言う意味です。
触れてしまうと大火傷に繋がりますので大変危険なのです。
苛性ソーダのご自宅で安心安全に石鹸を作っていただく際の扱い方については、こちらに関しても別のコラムでしっかりと書きますので、ぜひお読みいただいてから作られてみていただきたいと思います。

3は精製水です。
これも薬局さんで購入可能です。苛性ソーダを購入したついでに、合わせて買われておくといいかもしれません。
薬局さんごとに価格が違ってきますが、500mlのものが100円前後で購入可能です。余ってもコンタクトレンズの洗浄用だったり、自家製化粧水だったり、今ならコロナ対策のための消毒液を作ったりと使用用途はとても多岐にわたる便利なアイテムですので、そんなに高くないと思った際は2〜3本ほどストックしておいてもいいかもしれません。

よくいただく質問で、石鹸作りに使う水分は”ミネラルウォーター”や”浄水器の水”ではダメですか?というご質問をいただくのですが、結論から言うと「作れますけれど、オススメはできません。」

含まれているミネラル金属成分であるカルシウムやマグネシウム、カリウムなどの成分が、出来上がった後の石鹸の酸化を促してしまうことになりますので、石鹸が快適に使える寿命を縮めてしまいます。
金属成分が空気中の酸素と結びついておこる酸化から、早いもので数週間で石鹸の黄ばみ、酸化臭、ベタつきのような現象の要因となることがあるのです。

ご自宅ですでにアロマテラピーの知識などをお使いの方や、巷で流行っているキッチン蒸留などでハーブなどの芳香蒸留水を使いたいというのもいいですね!
ただしこの場合にもご注意していただきたいことは、蒸留する際の水を水道水ではなくてきちんと精製水で作った芳香蒸留水を石鹸作りにはご用意いただきたいということです。
それをお守りいただければ、高熱の蒸気でハーブの成分が溶け込んだ特別な水分で、素晴らしいコンセプトの石鹸が出来上がるはずです。

今日は自宅待機の今、お家で石鹸を作るときに必要な3つの素材についてお話をさせていただきました。
レシピの組み立て方についてもコラムを書いていきますので、ご参考にされてみてくださいね。
石鹸

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あめお

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