お客さまの心を掴むのは「感情を揺さぶり世界観ごと売る」セールス（3/3）

「心の声」を引き出すコーチングだからこそ、「自発的」にビジネス構築に取り組めるコンサルティング

　山本さんのもう一つの特徴、クライアントのモチベーションがアップするコーチングを活かしたコンサルティング。このスタイルには理由があります。

　「コンサルティングを簡単に言うと『お客さまの悩みの解決方法を提示すること』で、コーチングは『質問しながらお客さまの言っていない心の声を引き出す』ことです。
コーチングが入らないと、ただ教えられるだけになる恐れがあり、それでは『習得する楽しさ』を感じていただけませんし、ご自身の中で『そうか！』という腹落ちも起きにくく、結果として行動につながりにくくなります。せっかくコンサルティングを受けていただいても、『できませんでした』ではお互い残念ですから、背中を押し、伴走する役割も意識しています」

　こうして「やりたいことのビジネス化」も「現状に対する迷い」も解決可能になり、クライアントの心の迷いが払拭。その上で、商品設計についてもさまざまな選択肢をアドバイスしています。

　「私から押し付けることはしませんが、お勧めしているのは『教える側』になることです。今まで経験された業態のままではなく、立ち位置を変えることで息の長いビジネスを創り上げることができます。せっかく起業・経営するのですから、お金・時間・精神の余裕を持った人生を送っていただきたいと願い、このメソッドをお伝えしています」

（取材年月：2018年8月）

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