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株式会社キャリアート

コラム

障害者(障がい者)の採用面接におけるポイントと注意点

2019年10月18日

テーマ:障害者 面接

コラムカテゴリ:ビジネス

コラムキーワード: 退職 手続き


■採用面接におけるポイントと注意点は??
採用面接は、就職へ踏み出す最初のステップです。このステップを大きく踏み出すことで、次へのステップに進むことができます。
歩みを前に進めるためには、入念な準備運動が欠かせません。どんな準備運動をすれば最初のステップをスムーズに踏み出すことができるのでしょうか。

ここでは面接を受ける際の準備運動とも言うべきポイントや注意点を紹介します。

■面接の合否結果の80%が第一印象で決っている!?
採用面接は一次、二次とあり、企業によっては三次面接まで行うところもあります。一次を通過したら、二次そして三次へと進み、晴れて採用が決まります。

無事に面接試験で合格となるには、注意することがいろいろありますが、まずは身だしなみ・服装が特に重要です。
面接試験は、初対面同士のコミュニケーションです。
そのため、第一印象がポイントであり、合否の80%が第一印象で決まると言われています。

1)目で見えるもの 50%
顔つき、表情、髪型、服装、身振り手振り立など
2)耳で聞けるもの 30%
喋り方、言葉遣い、挨拶、声色など
3)話の内容 20%
話の組み立て、話の内容など

視覚・聴覚から得られる情報が第一印象に大きく影響を及ぼし、合否の結果も決めています。

具体的にポイントを説明していくと、

【服装】
面接には、不潔な感じ、だらしない服装はNGです。黒や紺、グレーなどのいわゆる就活スーツがおすすめです。上着もパンツ・スカートもシワがなく、折り目がしっかりついているものを着て行きましょう。

スーツを着用が無理な方は、ジャケットだけを着用する、シワのないシャツにネクタイを締めるなど、清潔感があり、きちんとした印象を与える服装にしましょう。
ネクタイはスーツの色に合わせ、シャツの色は白・薄いブルーなどにしましょう。

【頭髪・顔】
清潔感がある短めの髪型で、女性は長い髪の場合はまとめましょう。そして、茶髪は避けましょう。男性はひげをきちんと剃り、女性はナチュラルメイクが望ましいです。

【靴下・ストッキング】
靴下は、着席した時に意外と目立つので黒などのダークな色にしましょう。女性のストッキングは、肌色に近いベージュ系を選ぶようにしましょう。

【靴】
黒か濃い茶系の靴で、よく磨いておきましょう。女性は、あまりヒールが高くない靴がよいでしょう。

【カバン】
書類が入る大きさの、ビジネス用手提げカバンが理想的です。最近はリュックサックを背負っているビジネスマンをよく見かけますが、面接にはリュックサックはやめておきましょう。

【その他】
女性は、アクセサリーをつけて行かないようにしましょう。もしつけるなら派手なものは避けて、あまり目立たないものにしましょう。マニキュアも、つけるならナチュラルな色を。

面接におけるビジネスマナーを習得するうえで、心得るべきポイントは、『プラス評価』を得るためではなく、『マイナス評価』にならないためにどうするか、という考え方を持つことです。

面接官も人間ですので、第一印象がだらしないと「一緒に働きたい」と感じません。
まずはきちんと話を聞いてもらうために節度・礼儀を持った容姿を心がけましょう。


■採用担当者は何を見ている??
面接での態度や受け答えを通じて、採用担当者は応募者の人となりを見ます。そして、次の面接に通してよいかどうかを判断します。

その判断の基準は、「うちの会社で長く働き続けてもらえるかどうか」ということです。それには、障害についての説明を避けることはできません。

障害者が企業で働くということは、環境や設備面、周囲の人間関係での配慮などが必要になってきます。人間関係においては、特に気配りが必要になります。採用担当者は、それをよくわかっているので、障害について詳しく知りたいと思っています。

障害に至った経緯、現在の状況と症状、今後に必要な医療管理、障害者となってからの就業経験などは伝えるべき内容です。

そして、自身の障害の受け止め方と仕事への取り組み方、過去の経験・職業体験や、会社への要望などを、臆することも遠慮することもなくハッキリと伝えましょう。そうすることは、自分も長く働いて会社の役に立ちたいという、仕事への熱意と誠意の表れでもあるのです。

障害の内容、程度、種類に関わらず、自分ができることとできないことを客観的に理解しているか、そしてそれを伝えることができるかということは、とても大切です。
自分の障害に目を背けず、できないことがあってもその都度適切に対処して、前向きに歩んできた人は、自立した社会人として評価されます。

採用担当者は、ちゃんと見ています。


■自己紹介、志望動機、退職理由などのポイントと注意点は??
採用面接では、明るく大きな声でハキハキと受け答えすることが大事です。いくらよいことを言っても聞き取りにくい声では、印象がよくありません。質問には大きな声で答えましょう。

【受け答えの回答は30秒~1分30秒が鉄則】
全ての受け答えは30秒~1分30秒がベスト。これ以上、短くても長くても相手に良い印象を与えません。
答えが短くて会話が続かない、だらだらと長くて何が言いたいのか伝わらないとなってしまうため、
1つ1つを簡潔に応えられるように準備をする必要があります。
原稿に書いて、練習をしておきましょう。

【志望動機】
志望動機や前職を辞めた理由も、採用の大事なポイントになります。
なぜこの会社を選んだのか、多くの企業を研究した結果選んでくれたのか、そんなことを思いながら面接担当者は、応募者の話を聞いています。

自分がいかに会社に貢献できるかを、そしてなぜこの会社でなければならないのか、など、会社の組織や業務内容をきちんと調べ、分析した上で熟考した志望動機を、熱意を持って理論的に説明しましょう。

面接の担当者に、採用して一緒に働きたいと思ってもらえたら成功ですね。

【転職理由】
前職を辞めた理由も、前の職場でトラブルがあったとか、仕事や人間関係が嫌になったとか、ネガティブな表現や前の職場の悪口は避けましょう。決してよい印象は与えません。
新しい環境でもっとスキルを伸ばしたいから転職を考えた、など前向きな理由は好感を持ってもらえます。

もし、転職の理由が障害にあるなら、前の職場での設備・環境上の問題点や、周囲の理解などをちゃんと伝えるとよいでしょう。採用になった場合の企業側の配慮すべき点を、理解してもらえます。

株式会社キャリアートでは、志望動機、長所・短所、障害特性、配慮事項などの質問集に沿った回答作成・添削から面接対策まで、Skype等のテレビ通話を活用してサポートさせて頂きます。
個々の障害特性に合わせて面接回数や時間もすべてカスタマイズしておりますので、まずは気軽にお問い合わせ下さい。

株式会社キャリアート 代表取締役 中塚 翔大
https://www.careerart.net/

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